2016年、「ワーク・フロム・ホーム feat. タイ・ダラー・サイン」の大ヒットで知られるガールズ・グループ=フィフス・ハーモニーから脱退し、2017年にソロ・デビューを果たしたカミラ・カベロ。デビュー・アルバム『カミラ』はソロ・デビュー作史上最多の109か国のiTunesで1位を獲得し、シングル「ハバナ feat. ヤング・サグ」はSpotifyで<女性ソロ・アーティストによる最も再生された楽曲>に認定され、世界中で様々な新記録を打ち立てた。ファレル・ウィリアムス、ショーン・メンデス、マーク・ロンソン、エド・シーランといった大物とのコラボ曲のリリースが続く中、2019年9月にセカンド・アルバム『ロマンス』に向けて本格始動開始。これまでで最もパーソナルな音楽を表現した新作には、異性に対して「好きじゃない」「やっぱり好き」と揺れ動く恋心を歌ったヒット曲「ライアー」などを収録。 (C)RS
JMD(2019/11/28)
最強ガールズ・グループ=フィフス・ハーモニーで活躍後、2018年のソロ・デビューアルバム『カミラ』がソロ・デビュー作史上最多の110か国のiTunesで1位を獲得し、シングル「ハバナ feat. ヤング・サグ」はSpotify<女性ソロ・アーティストによる最も再生された楽曲>に認定されるなど、世界中で様々な新記録を打ち立てたカミラ・カベロ。ファレル・ウィリアムス、ショーン・メンデス、マーク・ロンソン、エド・シーランといった大物とのコラボ曲のリリースが続く中、2019年9月に待望のセカンド・アルバム『ロマンス』に向けて本格始動開始。これまでで最もパーソナルな音楽を表現した新作には、カミラのルーツであるラテンポップ・サウンドが特徴的なヒット曲「ライアー」に加え、全米1を獲得したショーン・メンデスとのコラボ曲「セニョリータ」も収録!本当の恋を経験し大人の女性に成長したカミラが紡ぐ、情熱的な恋の物語が幕を開ける。
発売・販売元 提供資料(2019/11/15)
約2年ぶりの2作目。実生活での恋愛沙汰によってアーティスト・イメージをブーストさせるやり口は親友テイラー・スウィフト先輩より鮮やかなのでは?とかいうゴシップ関連はさておき、今作もフランク・デュークスらによるラテン・アーバン系の楽曲でコケティッシュな魅力を振りまきます。ロマンスという表題が示すように、恋の経験を映したパーソナルなアルバム……という定石通りに情感的なミッド~スロウが並ぶなか、アンビエント・ムードを晴らすような切々と歌い口が沁みる"Easy"や、歌謡チックな曲調と情熱ヴォーカルが似合う"Feel It Twice"など、歌ヂカラが冴え渡る瞬間の素晴らしさに聴き入ってしまいます。彼女の人生ドラマと音楽との正比例が続いていくことを予感させる一枚。
bounce (C)池谷瑛子
タワーレコード(vol.434(2019年12月25日発行号)掲載)