細野晴臣『花に水』、矢口博康『観光地楽団』、ムーンライダーズ『マニア・マニエラ』、南佳孝『昨日のつづき』といった一連の作品とともに冬樹社"カセットブックシリーズ SEED"として1984年に発表された井上鑑『カルサヴィーナ』。1stアルバム『予言者の夢』(1982年)以降、ソロ名義で自身の音楽性をさらに追求すべく試行錯誤が繰り返されるなか制作された本作は、20世紀初頭の伝説的バレエダンサー"ニジンスキー"をテーマにテクノロジーとともに飛躍的な進化を遂げた電子楽器&機材と稀有なプレイヤーたちによる生演奏とを精密に重ね合わせた先鋭的なサウンドで、「当時だからこそ可能であった」と本人も語るように長時間に及ぶレコーディングやスタジオワークから生み出され楽曲はそれぞれアンビエント、ミニマル、エスノ、フュージョンといった側面を持ちながらも全編通してはカテゴライズ不可能なまさに幻想の音世界!
今回の再発にあたりオリジナルのカセットテープに最新デジタル・リマスタリングを施し新たなマスターを作成、さらに井上鑑本人とエンジニアとして参加していた藤田厚生による当時の回想録もブックレットに掲載し本作の成り立ちからどのように制作されたのかまで詳細に記された80年代の音楽シーンが垣間見ることもできる資料的にも価値のある歴史的作品です!
発売・販売元 提供資料(2023/02/24)
新世代DJたちの熱い支持を得る井上艦の84年カセットブック作品初CD化!
細野晴臣や南佳孝も名を連ねる冬樹社"カセットブックシリーズ SEED"として84年にリリースされた本作。20世紀初頭の伝説的バレエダンサー"ニジンスキー"をテーマに当時最新の電子楽器&機材とミュージシャンを用いて作られたクラシカル・エスニック・エレクトロニック・インストはカテゴライズを断固拒否する幻想の音世界。清水靖晃「案山子」や安部恭博の諸作同様テン年代以降再評価著しい80年代国産NW/エレクトロニック~和レアリックファンには待望の初CD化。
(C)高崎オーパ店:大坪 挙
タワーレコード(2020/05/15)
日本を代表する作曲家/アレンジャー/キーボード奏者である井上鑑が1984年にカセットブックのみで発表した幻想の音世界『カルサヴィーナ』が世界初CD化!細野晴臣『花に水』、矢口博康『観光地楽団』、ムーンライダーズ『マニア・マニエラ』といった一連の作品とともに冬樹社"カセットブックシリーズ SEED"として発売された歴史的作品! (C)RS
JMD(2020/03/06)