2023年4月14日(金)再入荷予定
クラシック
SACDハイブリッド
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ブルックナー: 交響曲第4番「ロマンティック」、第5番<タワーレコード限定>

4.9

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フォーマット SACDハイブリッド
発売日 2020年03月20日
国内/輸入 国内
レーベルAltus X TOWER RECORDS
構成数 2
パッケージ仕様 -
規格品番 ATKSA1001
SKU 4543638400416

構成数 : 2枚

【曲目】
アントン・ブルックナー:
<DISC1>
1. 交響曲 第4番 変ホ長調 『ロマンティック』(1878/80年稿)
<DISC2>
2. 交響曲 第5番 変ロ長調(原典版)

【演奏】
ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団
ルドルフ・ケンペ(指揮)

【録音】
1975年5月25~27日(2)、1976年1月18~21日(1) ミュンヘン、ビュルガーブロイケラー

【原盤】
BASF

【Remaster】
2020年2月にALTUSレーベルの斎藤啓介氏により、<High Sampling Overtone>を用いて最新マスタリング

  1. 1.[SACDハイブリッド]
  2. 2.[SACDハイブリッド]

※世界初SA-CD化。SA-CDハイブリッド盤
※ALTUSレーベルの斎藤啓介氏により、2020年2月に< High Sampling Overtone >を用いて最新マスタリング
※オリジナル・ジャケット・デザイン使用(ブックレットに他のジャケットも掲載)
※通常ジュエルパッケージ仕様
※盤印刷面:緑色仕様
※解説:平林直哉氏(新規解説)他、解説書合計8ページ

作品の情報

商品の紹介

ケンペ最晩年のブルックナー2曲を最新復刻!作品のありのままの姿を自然に鳴り響かせる、ケンペ美学の最終到達点。未亡人公認の復刻。オリジナルマスターを彷彿とさせるかつてない響きを再現。世界初SA-CD化!

最高峰のブルックナー演奏のひとつである、ケンペが亡くなる約4か月前に収録された第4番を含む、ミュンヘン・フィルとの2曲の録音を最新復刻。元々BASFレーベルで録音された、晩年のケンペとミュンヘン・フィルによる貴重なセッション録音です。様々なレーベルの盛衰と共にオリジナル・アナログマスターテープは消失してしまったため、今回はオリジナル盤の旧発売元から提供されたマスターを使用して製品化を行いました。これは現存するマスターの中で最良の状態のものとなります。さらに丁寧なマスタリングを施し最大限の音質改善を図りSA-CDハイブリッド盤として復刻。音質に恵まれてきたとは決して言い難いこの名盤が、今までにない鮮度で蘇りました。
晩年のケンペは、特に'70年代に入ってからは複数のレーベルに異なるオーケストラで多くの録音を行いました。ドイツ系が多くを占め、このブルックナーの他に、ベートーヴェンやブラームスの交響曲全集、R.シュトラウスの管弦楽作品集などはレコード史に残る名盤として、現在でも評価が高いものばかりです。とりわけブルックナーは、もしケンペがこの後も存命であれば録音が続いたと思われるだけに、非常に残念と言えます。しかしながら、残された2曲は現代においてもブルックナー演奏のひとつの指針として評価されるべき出来で、ケンペの持つ自然な音楽の流れが、作品が本来持つ音楽性と見事に合致していることで稀に見る名演に仕上がっています。決して停滞しない推進力と、強固なバランスはブルックナーの中期においては特に重要な要素であるため、このケンペのアプローチは聴くものを納得させます。尚、録音状態は第4番と第5番では全く異なりますが、特に1975年5月収録の第5番では明瞭な響きの名録音です。今回、最新マスタリングには、ALTUSの新技術〈High sampling overtone〉を採用。音質に恵まれてきたとは言い難いケンペの名盤が、過去最高峰の響きでSA-CDハイブリッド化されます。
(1/2)
タワーレコード(2020/02/26)

<マスタリングに関して>
マスタリングにあたっては、Altusレーベルの新しい技術である〈High Sampling Overtone〉を積極的に採用しています。これは録音時もしくはデジタル化の際に起こりうる音質劣化、またはマスターテープそのものの経年劣化などの要因により「失われてしまった倍音成分」を復活させるもので、イコライジングで高域を強調するのとは違い、元となる音色の倍音のみを持ち上げる技術です。いくつかの帯域でポイントを探り、倍音を加え、本来の響きに近い理想的な効果が出るように調整を行いました。これにより高音域の硬さが取れて音の粒立ちが際立ち、透明度の高い広がりのある響きを獲得しました。その効果はCD層でも十分に感じられるでしょう。SA-CD層で聴くとより一層こまやかな表情となり、自然な倍音の響きを楽しむことが出来ます。

<今回の音源発売にあたって>
独Profil社のギュンター・ヘンスラー氏を通して、ルドルフ・ケンペの未亡人であり権利者であるコルドゥラ・ケンペ氏に連絡を取り、音源の使用許可を得ました。コルドゥラ・ケンペ氏からは以下のコメントを頂戴しております。
「この録音は私自身がミュンヘン・フィルの団員として演奏していた時期のものです。レコーディング・セッションにも参加しており、私にとっても非常に大切な、思い出深い録音です。音楽を愛する方々がこの貴重な音源を再び聴けるようになるのは、まったく望外の喜びです」
※夫人は1969年よりヴァイオリニストとして、またオーケストラ最初の女性奏者の一人として、ミュンヘン・フィルに在籍。ケンペ指揮によるベートーヴェン、ブラームス、ブルックナーの一連の録音にもすべて参加していました。
(2/2)
タワーレコード(2020/02/26)

メンバーズレビュー

7件のレビューがあります
4.9
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ケンペ/ミュンヘンpoのブルックナーはこのCDで初めて聞いた。年齢を重ねるごとにブルックナーを好きになっていく。シューリヒト、クナッパーツブッシュ、フルトヴェングラー。彼らのブルックナーは紛れもなく個性が烙印されている。ブルックナーに「個が必要ない」という意見にはわたしは同意できない。そこには「人間がいる」のだから。そしてわたしが何より高く評価するのがチェリビダッケ/ミュンヘンpoのブルックナー。ケンペとは同じオーケストラだが音はかなり違う。チェリビダッケの音はインターナショナルだ。絶対的な高機能。対してケンペはローカル色を残しながら深くて実にいい音。音の重ね方、そもそもの音の出し方、テンポ等それでいて機能にきゅうきゅうとせずそう呼吸するのが実に楽な、これこそまさに「自然体」なブルックナー。わたしは個人的にはチェリビダッケのブルックナーを評価するが、同時にケンペのブルックナーの「自然体」も高く評価しなくてはいけないと思う。わたしは今ケンペ/ミュンヘンpoのブルックナーを聞けたことがうれしい。クラシックを聞き始めたころではこの演奏は理解できなかったであろうから。わたしはこの二つの演奏をワクワクして聞けることをうれしく思う。録音状態は素晴らしい。たしか初発売時は「悪い」という評判だったはず。

2023/05/28 Cranさん
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此の録音にはレコード時代から想い出がある。確か音源の権利者がよく変わったレコードで私が持っていたのはテイチクの「廉価盤」だったと思う。その後初期にCD化されたが、「レコードより音が良くなった」という印象は無く、結局売ってしまった。その後、入手不可のディスクになるとも知らず。(要は此の演奏を余り評価していなかったのだろう)今回SACD化されたのを切欠に再々度の購入をしたが、此れで漸く、ケンペの「やりたかった事」が理解出来た。実に36年もかかったのである。有り難い事にタワーレコードには他にも「オリジナル復刻」が数多く有るが、此のSACDは最も成功したモノの一つであると思う。
それにしても、クナッパーツブッシュに初め、チェリビタッケ、ティーレマン、ゲルギエフとミュンヘン・フィルとブルックナー交響曲第5番には深い絆を感じざるを得ない。驚くべき事に半世紀近い昔の演奏であるにも拘わらず、一番新しいゲルギエフ盤と比べても、決してひけを取っていないのだ。日本のCD産業は「世界一」と言えるのではないか?
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