オーガニックで強かな傑作の誕生です。
多くの文化人を魅了する東京・ウミネコカレー。その店主である古里おさむがメンバーでもあるuminecosounds、5年ぶりのフルアルバム。いい意味で力みのないメロディ、歌唱、バンドサウンドが寄り添うことで生まれる温もりにあふれた歌。『味噌』という一見奇妙なタイトルも、それが音楽的な発酵を想起させるのだ、と腑に落ちるような音と言葉の交わりが心地よい!オーガニックで強かな傑作の誕生です。
(C)新宿店:村越 辰哉
タワーレコード(2020/05/29)
目からウロコの詞。様々なアーティストたちに絶賛される独自の世界。uminecosounds、確信のニュー・アルバム・リリース!新作は実に5年ぶりのフル・アルバム。そして古里が"これが第一歩"と言い切った作品でもある。アルバム・タイトルはもちろんのこと「花畑」「雪かき」「梅干し」「湯船」‥といった和な曲名が並ぶ本作。いざ聴いてみると、日本人だからこそ"そうきたかー"と唸ってしまう視点にあふれている。それでいてバンド・サウンドはインターナショナル・クオリティー。この組みあわせが力強い! (C)RS
JMD(2020/03/18)
目からウロコの詞。様々なアーティストたちに絶賛される独自の世界。uminecosounds、確信のニュー・アルバム・リリース!
多くの文化人をファンに持つウミネコカレー。その店主の古里おさむがメンバーでもあるuminecosoundsは、手練れのメンバーが繋がって生まれたバンドだ。新作『味噌』は実に5年ぶりのフル・アルバム。そして古里が「これが第一歩」と言い切った作品でもある。アルバム・タイトルはもちろんのこと「花畑」「雪かき」「梅干し」「湯船」‥といった和な曲名が並ぶ本作。いざ聴いてみると、日本人だからこそ「そうきたかー」と唸ってしまう視点にあふれている。それでいてバンド・サウンドはインターナショナル・クオリティー。この組みあわせが力強い!
発売・販売元 提供資料(2020/03/10)
約6年ぶりの新作となる3作目。和の情緒を孕んだ言葉と地に足の着いたサイケでフォーキーなアンサンブル、何気ないようで練られた旋律とが有機的に絡み合い、珠玉のロック/ポップスとして結実している。だが、そのスタンダードな風格を備えたサウンドが、時に日常を切り裂くように見たことのない風景をも現出させるのだ。ふと耳にしたはっぴいえんどがなぜか新しく響く、そんな瞬間を掴もうとしたようにも感じられる一枚。
bounce (C)澤田大輔
タワーレコード(vol.439(2020年6月25日発行号)掲載)