フォーマット | 書籍 |
発売日 | 2020年04月24日 |
国内/輸入 | 国内 |
出版社 | 春秋社 |
構成数 | 1 |
パッケージ仕様 | - |
SKU | 9784393932209 |
ページ数 | 296 |
判型 | 4-6 |
構成数 : 1枚
序
[I] モラトリアムの時代
1 楽園のゆりかご──幼少期、あるいは宮廷の終焉
「父なるライン」に抱かれた街
宮廷音楽一家の肖像──祖父ヨハンと父フランツ・アントン
啓蒙という土壌
選帝侯マクシミリアン──楽園の創造者
宮廷音楽家としての初期教育
宮廷の終焉──フランス軍「一度目」の襲撃
2 師の使命、師弟の葛藤──青年期、あるいはピアニストの誕生
故郷から八百キロ離れて
フェルディナント育成計画
ピアノ、未完の大器
師弟、あるいは作曲家とピアニスト
「ヴィルトゥオーゾ・ピアニスト」の誕生
[II] キャリアの時代
3 マスケット銃かピアノか?──二十代、あるいは若き音楽家の冒険
打ち切られた師弟生活──フランス軍「二度目」の襲撃
作曲家デビューとフリーメーソン入会
「不運」という名のパリ
ウィーンふたたび──フランス軍「三度目」の襲撃
因縁のカッセルから北欧へ
バルト海での大事件──そしてフランス軍「四度目」の襲撃
戦争から平和へ
4 よろこびとあきらめ──三十代、あるいはクラシック音楽の誕生
ロンドン──摂政(リージェント)の大都市
「クラシック音楽」の目覚めと交響曲の作曲
ドイツ人音楽家招聘計画
革命と失墜
シラーとの再会──FreudeとResignation
[III] セカンドキャリアの時代
5 帰還から再起へ──四十代、あるいはナショナリズムの台頭
イングランドへの告別
ようこそ、故郷の地へ!──ニーダーライン音楽祭
ラインへの挨拶とふたたびの告別
救済されるラウラ──オペラ『盗賊の花嫁』
6 楽園の再生──最後の十年、あるいは世代のはざまで
成功と代償
ソナタの終焉、新世代の台頭
三つの大旅行──ロンドン=ダブリン、イタリア、ロンドン=パリ=アーヘン
最後の作品──『伝記的覚書』
終
あとがき
註
年表
主要音楽家生没年一覧
ジャンル別作品リスト
アルバムガイド
参考文献
古典派からロマン派へ、音楽史のターニングポイントに生きた音楽家、フェルディナント・リースの波乱の生涯。
時は19 世紀初頭 。 巨匠ベートーヴェンと同じ町に生まれ、弟子としてその背中を追い、ショパンやリストに先駆けたロマン派の旗手として新時代を切り拓いた音楽家がいた――その名はフェルディナント・リース(1784~1838)。
古典派からロマン派へ、娯楽から芸術へ、あるいは宮廷から市民社会へ――
音楽史のターニングポイントに生きた音楽家の波乱の生涯を いきいきと描き出す!
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