ビョーク、ソフィー、ロザリアら豪華ゲスト参加!
すべての壁をブチ破る神をも超越したその存在感...
アルカ、華麗なる変化を遂げた4作目ここに完成!
2017年にリリースした前作『Arca』でヴェネズエラのフォーク・ミュージックを再訪し、その異形エレクトロニック・ミュージックに"歌"を大々的に導入したアルカが、62分を超える時間のなかで激しく音像を変えていく衝撃的なシングル「@@@@@」を経て、様々な音楽要素がダイナミックにクラッシュする強力な新作『KiCk i』を〈XL Recordings〉よりリリース。多くの華やかなヴォーカル・トラックが詰まった本作は、インダストリアルな音色によるランダムでアグレッシヴなビートと抽象的なニュアンスを醸すシンセ・サウンドに、エモーショナルな歌といった多数の要素が次々と出現し、これまで誰も聴いたことのないエクスペリメンタル・ポップ・ミュージックが完成。前作同様アルカ自身が声を聴かせる作品でもあるが、『KiCk i』には個性的なゲストも多数参加している。その筆頭はビョークであり、以前からアルカとめざましいコラボレーションを重ねてきた彼女は「Afterwords」で圧倒的な歌を披露している。その他、ロンドンをベースとするプロデューサー/シンガーのシャイガールは「Watch」でまさにサイバーパンク的に機械的なスタイリッシュさを、ネオ・フラメンコのアイコンであるロザリアは「KLK」でラテンの刺激的な風を持ち込み、「La Chiqui」ではプロデューサー/DJのソフィーが実験主義とポップを大胆に交錯させている。それぞれの楽曲でゲストの音楽性が引き出され、「自分の周りに常に感じていた壁を蹴って破壊することができた」と語るように、このパワフルなアルバムは人が変化のために渾身の"キック"をする瞬間のようなダイナミズムに満ちており、多様なアイデンティティを志した、全く新しい姿のアルカが誕生した。
日本盤CDには、解説書・歌詞対訳が封入されボーナストラック1曲を追加収録し、日本独自のCD盤面デザインでリリースされる。
発売・販売元 提供資料(2020/05/21)
作品を出すたびにその奇抜なアートワークと音で話題をかっさらっていくアルカの4作目。過去の作品でも見られる、 アルカらしいランダムで突然変異的なサウンドもところどころで聴こえてくるが〈人は皆、死ぬまで変化し続ける〉と本人が語るように、自己の壁を蹴り破って到達したのは実験的なノイズとポップの絶妙な境界線。またソロ作としては初の客演としてビョークやソフィーが参加している点も見逃せない。
bounce (C)長谷川義和
タワーレコード(vol.440(2020年7月25日発行号)掲載)