クラシック
CDアルバム

ベートーヴェン: 交響曲第6番「田園」 (弦楽六重奏版)

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フォーマット CDアルバム
発売日 2020年08月28日
国内/輸入 輸入
レーベルNoMadMusic
構成数 1
パッケージ仕様 -
規格品番 NMM070
SKU 3700750941611

構成数 : 1枚

【曲目】
(1)ベートーヴェン(フィッシャー編):交響曲第6番Op.6「8田園」(弦楽六重奏版)
(2)シェーンベルク:浄夜Op.4

【演奏】
レ・プレイアード
【レティティア・ランジュヴァル、カロリーヌ・フロランヴィユ(ヴァイオリン)、
キャロル・ドファン、マリー・クチンスキ(ヴィオラ)、
ジェニファー・ハーディ、アマリリス・ヤルチク(チェロ)】

【録音】
2018、2019年/アミアン文化センター

  1. 1.[CDアルバム]

作品の情報

商品の紹介

「レ・シエクル」トップメンバーによるアンサンブルで、
弦楽六重奏版「田園」登場!

ベートーヴェンの作品はバッハと同様にさまざまな楽器のために編曲されていますが、何と交響曲の弦楽六重奏版が登場。それも管楽器や打楽器の印象の強い「田園」なのが興味津々。

編曲者はベートーヴェンと同時期のミヒャエル・ゴットハルト・フィッシャー(1773-1829)。オルガン音楽の作曲家として知られていますが、「田園」が発表されて2年後にヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ各2本のための充実した編曲を行いました。第2楽章の小鳥の囀り、第4楽章の落雷、第5楽章冒頭のホルンなど弦のソロながら物足りなさはなく、むしろベートーヴェンらしさが増しているのが驚き。

演奏するレ・プレイアードはおうし座のすばる星団のフランス名。全員がロトの率いるピリオド楽器オーケストラ「レ・シエクル」のメンバーで、もちろん今回もピリオド楽器使用。今回は指揮者なしですが、ロトに鍛えられた推進力とリズム感で聴く者の心をとらえて離さない凄みに満ちています。また良く響く楽器とブレンド感も魅力で、高音質録音があますところなく収めています。

カップリングはシェーンベルクの「浄夜」のオリジナル六重奏版。1902年の作品ですが、ピリオド楽器による演奏は初めてと思われます。ヴィブラート控えめの奏法が新鮮で、世紀末的濃厚さが宗教的とさえ感じさせる力強く生々しいエネルギーとなって迫ってきます。
キングインターナショナル
発売・販売元 提供資料(2020/05/21)

ベートーヴェン生誕250年を飾る幾多のディスクにあって、特に記憶にとどめたい一枚。時代楽器演奏で画期を拓くロト率いるレ・シエクルのメンバーによるアンサンブル、弦6人の『田園』。同時代のミヒャエル・ゴットハルト・フィッシャー(楽聖の3歳年下)の編曲。6人の演奏がもたらすダイナミクスや緩急、呼吸感、様式感といった要素が実に鮮やかで精彩に富み、まさにロトとの活動で培われた核心の発露が圧巻だ。第2楽章や終楽章の嵐の後など、原曲が蔵するかけがえのない幸福感が聴き手を親密にとりかこむ。併録のシェーンベルクの弦楽六重奏版『浄夜』は一転、濃厚かつ微細なニュアンスが冴え、当盤の魅力を倍増する。
intoxicate (C)森山慶方
タワーレコード(vol.148(2020年10月10日発行号)掲載)

メンバーズレビュー

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ベートーヴェンと同時期のオルガン奏者兼作曲家であるミヒャエル・ゴットハルト・フィッシャーの編曲による弦楽六重奏版の交響曲第6番「田園」です。このフィッシャーはJ.S.バッハの孫弟子にあたる作曲家のようです。「編曲版?好きじゃないんだよね」という方いらっしゃると思いますが、そのような方々にもぜひ聞いていただきたい演奏です。ノンサッチからドミトリー・シトコヴェツキーの編曲兼指揮によるJ.S.バッハのゴルトベルク変奏曲の弦楽合奏版の名演がでており、グイグイ引き込まれて聞いた経験があります。それに匹敵する演奏だと思います。第1楽章、有名なメロディーが流れると同時に低音の分厚い響きがこのメロディーを支えます。収支この分厚い低音が曲全体をサポートしているように感じますが、それは低音を豊かにすることによってオーケイトラの雰囲気をだすという編曲者の意図と同時に編曲者のフィッシャーがオルガン演奏家でもあったためオルガン的な響きをこの曲に投影したからではないかと感じます。
演奏団体のレ・プレイアードは指揮者のフランソワ=グザヴィエ・ロトによって2003年夏に結成されたアンサンブル、レ・シエクル管弦楽団の弦楽セクションの女性6名からなる六重奏団です。
ヴァイオリン:レティティア・ランジュヴァル、カロリーヌ・フロランヴィユ、ヴィオラ:キャロル・ドファン、マリー・クチンスキ、チェロ:ジェニファー・ハーディ、アマリリス・ヤルチクというカッコイイお姉さま方です。女性だけのアンサンブルというとヴィジュアル系というイメジージがありますが、クレンケ四重奏団同様第1級のアンサンブルです。レ・シエクル管弦楽団の弦楽セクションの精鋭部隊といったところでしようか。オーケストラの曲を室内楽に編曲するとアンサンブルや演奏者の技量の優劣が目立つものですが、レ・プレイアードについてはそのような心配はありません。アンサンブルとしてのまとまりが良く、テンポも早くもなく遅くもなく、間の取り方もよいと感じます。個々の演奏家の音も伸びやかで美しく、リラックスして聞くことができます。何回聞いても飽きない演奏です。
2020/09/03 h.Iwauchiさん
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