クラシック
SACDハイブリッド
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マーラー: 交響曲全集、亡き子をしのぶ歌、さすらう若人の歌、他<タワーレコード限定>

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フォーマット SACDハイブリッド
発売日 2020年08月12日
国内/輸入 国内
レーベルCOLUMBIA X TOWER RECORDS/The Valued Collection Platinum
構成数 10
パッケージ仕様 ボックス
規格品番 TWSA1070
SKU 4549767096001

構成数 : 10枚
合計収録時間 : 12:32:26

【曲目】
グスタフ・マーラー:交響曲全集、歌曲集
<DISC1>
1. 交響曲 第1番 ニ長調 「巨人」
2. 「最後の7つの歌」より
起床合図/ぼくの歌をのぞきこまないで/私はこの世に忘れられて/真夜中に
<DISC2>
3. 交響曲 第2番 ハ短調 「復活」
<DISC3-4>
4. 交響曲 第3番 ニ短調、
5. 交響曲 第4番 ト長調
<DISC5>
6. 交響曲 第5番 嬰ハ短調
<DISC6>
7. 交響曲 第6番 イ短調 「悲劇的」
<DISC7>
8. 交響曲 第7番 ホ短調 「夜の歌」
<DISC8>
9. 交響曲 第8番 変ホ長調 「千人の交響曲」
<DISC9>
10. 交響曲 第9番 ニ長調
<DISC10>
11. 交響曲 第10番 アダージョ
12. 亡き子をしのぶ歌
13. さすらう若人の歌
14. 「子供の魔法の角笛」より トランペットが美しく鳴り響くところ

【演奏】
カレル・ベルマン(バス) (2)、
ガブリエラ・ベニャチコヴァー(ソプラノ) (3,9)、
エヴァ・ランドヴァー(アルト) (3)、
クリスタ・ルートヴィヒ(アルト) (4)、
マグダレーナ・ハヨーショヴァー(ソプラノ) (5)、
インガ・ニールセン(ソプラノ) (9)、
ダニエラ・ショウノヴァー(ソプラノ) (9)、
ヴィエラ・ソウクポヴァー(アルト) (9,12-14)、
リブシェ・マーロヴァー(アルト) (9)、
トーマス・モーザー(テノール) (9)、
ヴォルフガング・シェーネ(バリトン) (9)、
リヒャルト・ノヴァーク(バス) (9)
プラハ・フィルハーモニー合唱団(合唱指揮:ヨゼフ・ヴェセルカ) (3,4,9)、
チェコ・フィルハーモニー児童合唱団(合唱指揮:イルジー・フヴァーラ) (4,9)、
プラハ放送合唱団(合唱指揮:ミラン・マリー) (9)
チェコ・フィルハーモニー管弦楽団
ヴァーツラフ・ノイマン(指揮)

【録音】
1962年11月(12-14)、1976年2月(11)、1977年2月(6)、10月(2)、1978年1月(8)、1979年4月(7)、10月(1)、1980年6月(3)、10月(5) 以上、アナログ録音
1981年12月(4)、1982年1月(10)、2月(9) 以上、デジタル録音
プラハ、ルドルフィヌム

【原盤】
SUPRAPHON

【Original Recordings】
Recording directors: Milan Slavicky (1,4,6-10), Jan Vrana (2), Pavel Kuhn (3,11), Jaroslav Krcek (5), Ladislav Sip (12-14)
Recording engineers: Stanislav Sykora (1,3-7,9,10), Vaclav Roubal (2,8), Miloslav Kulhan (8,11), Frantisek Burda (12-14)

  1. 1.[SACDハイブリッド]
    1. 1.
      交響曲第1番 ニ長調 ≪巨人≫ I-Langsam,Schleppend,wie ein Naturlaut
      00:13:03
    2. 2.
      交響曲第1番 ニ長調 ≪巨人≫ II-Kraftig bewegt,doch nicht zu schnell
      00:08:33
    3. 3.
      交響曲第1番 ニ長調 ≪巨人≫ III-Feierlich und gemessen,ohne zu schleppen
      00:10:40
    4. 4.
      交響曲第1番 ニ長調 ≪巨人≫ IV-Sturmisch bewegt
      00:19:05
    5. 5.
      ≪最後の7つの歌≫より 起床合図
      00:07:51
    6. 6.
      ≪最後の7つの歌≫より ぼくの歌をのぞきこまないで
      00:01:21
    7. 7.
      ≪最後の7つの歌≫より 私はこの世に忘れられて
      00:05:32
    8. 8.
      ≪最後の7つの歌≫より 真夜中に
      00:05:17
  2. 2.[SACDハイブリッド]
    1. 1.
      交響曲第2番 ハ短調 ≪復活≫ I-Allegro maestoso
      00:19:11
    2. 2.
      交響曲第2番 ハ短調 ≪復活≫ II-Andante moderato
      00:08:58
    3. 3.
      交響曲第2番 ハ短調 ≪復活≫ III-In ruhig fliessender Bewegung
      00:10:51
    4. 4.
      交響曲第2番 ハ短調 ≪復活≫ IV-Urlicht (from Des Knaben Wunderhorn)
      00:05:21
    5. 5.
      交響曲第2番 ハ短調 ≪復活≫ V-Im Tempo des Scherzos
      00:31:13
  3. 3.[SACDハイブリッド]
    1. 1.
      交響曲第3番 ニ短調 I-Kraftig.Entschieden
      00:31:11
    2. 2.
      交響曲第3番 ニ短調 II-Tempo di Menuetto.Sehr massig
      00:08:50
    3. 3.
      交響曲第3番 ニ短調 III-Comodo.Scherzando.Ohne Hast
      00:16:34
    4. 4.
      交響曲第3番 ニ短調 IV-Sehr langsam.Misterioso.Durchaus ppp
      00:09:58
    5. 5.
      交響曲第3番 ニ短調 V-Lustig im Tempo und keck im Ausdruck
      00:04:39
  4. 4.[SACDハイブリッド]
    1. 1.
      交響曲第3番 ニ短調 VI-Langsam.Ruhevoll.Empfunden
      00:20:11
    2. 2.
      交響曲第4番 ト長調 I-Bedachtig,nicht eilen
      00:16:04
    3. 3.
      交響曲第4番 ト長調 II-In gemachlicher Bewegung.Ohne Hast
      00:09:24
    4. 4.
      交響曲第4番 ト長調 III-Ruhevoll,poco adagio
      00:21:00
    5. 5.
      交響曲第4番 ト長調 IV-Sehr behaglich
      00:09:28
  5. 5.[SACDハイブリッド]
    1. 1.
      交響曲第5番 嬰ハ短調 I-Trauermarsch.In gemessenem Schritt.Streng.Wie ein Kondukt
      00:11:07
    2. 2.
      交響曲第5番 嬰ハ短調 II-Sturmisch bewegt.Mit grosster Vehemenz
      00:13:42
    3. 3.
      交響曲第5番 嬰ハ短調 III-Scherzo.Kraftig,nicht zu schnell
      00:18:42
    4. 4.
      交響曲第5番 嬰ハ短調 IV-Adagietto.Sehr langsam
      00:10:06
    5. 5.
      交響曲第5番 嬰ハ短調 V-Rondo.Finale.Allegro
      00:16:10
  6. 6.[SACDハイブリッド]
    1. 1.
      交響曲第6番 イ短調 ≪悲劇的≫ I-Allegro energico,ma non troppo
      00:22:07
    2. 2.
      交響曲第6番 イ短調 ≪悲劇的≫ II-Scherzo.Wuchtig
      00:12:02
    3. 3.
      交響曲第6番 イ短調 ≪悲劇的≫ III-Andante moderato
      00:14:11
    4. 4.
      交響曲第6番 イ短調 ≪悲劇的≫ IV-Finale.Sostenuto
      00:30:30
  7. 7.[SACDハイブリッド]
    1. 1.
      交響曲第7番 ホ短調 ≪夜の歌≫ I-Langsam(Adagio)-Allegro risoluto,ma non troppo
      00:21:37
    2. 2.
      交響曲第7番 ホ短調 ≪夜の歌≫ II-Nachtmusik I.Allegro moderato
      00:14:22
    3. 3.
      交響曲第7番 ホ短調 ≪夜の歌≫ III-Scherzo.Schattenhaft
      00:10:16
    4. 4.
      交響曲第7番 ホ短調 ≪夜の歌≫ IV-Nachtmusik II.Andante amoroso
      00:16:59
    5. 5.
      交響曲第7番 ホ短調 ≪夜の歌≫ V-Rondo.Finale.Allegro ordinario
      00:18:03
  8. 8.[SACDハイブリッド]
    1. 1.
      交響曲第8番 変ホ長調 ≪千人の交響曲≫ 第1部:来たれ、創造主なる聖霊よ
      00:24:18
    2. 2.
      交響曲第8番 変ホ長調 ≪千人の交響曲≫ 第2部:「ファウスト」からの最終場面
      00:54:50
  9. 9.[SACDハイブリッド]
    1. 1.
      交響曲第9番 ニ長調 I-Andante comodo
      00:25:18
    2. 2.
      交響曲第9番 ニ長調 II-Im Tempo eines gemachlichen Landlers.Etwas tappisch und sehr derb
      00:15:12
    3. 3.
      交響曲第9番 ニ長調 III-Rondo.Burleske:Allegro assai.Sehr trotzig
      00:13:34
    4. 4.
      交響曲第9番 ニ長調 IV-Adagio.Sehr langsam und noch zuruckhaltend
      00:23:19
  10. 10.[SACDハイブリッド]
    1. 1.
      交響曲第10番 アダージョ
      00:22:52
    2. 2.
      亡き子をしのぶ歌 1 いま太陽は輝きのぼる
      00:06:32
    3. 3.
      亡き子をしのぶ歌 2 なぜみんな暗いまなざしで
      00:05:25
    4. 4.
      亡き子をしのぶ歌 3 おまえのお母さんがはいってくる時
      00:05:28
    5. 5.
      亡き子をしのぶ歌 4 こどもたちは、ちょっと出かけているだけだ
      00:03:21
    6. 6.
      亡き子をしのぶ歌 5 こんなあらしに
      00:06:29
    7. 7.
      さすらう若人の歌 1 君がとつぐ日に
      00:03:36
    8. 8.
      さすらう若人の歌 2 露しげき朝の野べに
      00:04:07
    9. 9.
      さすらう若人の歌 3 赤熱せる短刀もて
      00:03:19
    10. 10.
      さすらう若人の歌 4 君が青き瞳
      00:04:40
    11. 11.
      トランペットが美しく鳴り響くところ ~≪子供の魔法の角笛≫より
      00:05:36

※世界初SACD化(1,3,6以外)。2chステレオ録音。限定盤
※歌詞対訳付(2-,5,9,12-14)
※アナログ音源はチェコ、スプラフォン社にあるオリジナル・アナログ・マスターテープから2020年にDSDマスターにダイレクト変換した後、2020年にマスタリング
※DSDマスター制作::Jan Lzicar in his own studio (アナログ録音のみ)
※交響曲第3番、第8番、第9番のみデジタル・マスターテープより2020年に日本コロムビア開発の「ORTマスタリング」によりアップコンヴァートを行いDSDマスタリング
※マスタリング・エンジニア:毛利篤氏(日本コロムビア)
※オリジナル・ジャケット・デザイン採用(一部はブックレットにも掲載)
※解説:高橋昭氏他、解説書合計80ページ
※クラムシェルBOX仕様。盤印刷面:緑色仕様
※一部お聴き苦しい箇所がございますが、オリジナル・テープに起因します(元々のマスターに入っている欠落やノイズもそのまま収録)。ご了承ください。

作品の情報

商品の紹介

ノイマン生誕100周年記念企画。チェコ・フィルとの偉大な遺産、マーラーの交響曲全集が全てSACDでセット化!第1,2,5番以外は世界初SACD化。マーラーへの深い共感と説得力をもって描いた彼らの代表的録音のひとつ。チェコ・フィル黄金期の録音を最上の音質で最新復刻!

ノイマン生誕100年記念企画第2弾。ヴァーツラフ・ノイマン(1920-95)による偉大な遺産。チェコにおけるマーラー演奏の伝統を受け継ぎ、ボヘミア人であったマーラーの音楽世界を深い共感と説得力をもって描いています。全曲を今回新たにリマスタリング。黄金時代のチェコ・フィルの美しいサウンドが瑞々しく蘇っています。アナログ音源は本国のオリジナル・アナログ・マスターからダイレクトでDSD化。デジタル音源の第3、8、9番は当社開発のORTマスタリング(詳細はブックレット参照)によりアップコンヴァートを行い、DSD化を行いました。第1、2、5番以外は世界初SACD化。CDでは2014年に14枚組でのBOXが発売されていましたが、今回は10枚に収納しています。

この全集はノイマンが1968年以来首席指揮者の地位にあったチェコ・フィルと、満を持して1976年から1982年まで、足掛け6年かけて完成させたスプラフォンへの録音で、1962年に収録していた一部の歌曲を加えて全14曲を集成したものです。1980年10月収録の第4番まではアナログ録音、その後の1981年12月以降の第3番と第9番、第8番の3曲はデジタル録音で収録されました。他にノイマンは前職であるゲヴァントハウス管弦楽団と'60年代にマーラーは第5-7番の3曲を録音しており、さらに最晩年には同じくチェコ・フィルとキャニオンクラシックスに第1-6番と第9番の7曲を1992年から亡くなる数日前までに収録したものの、未完に終わっています。第5,6番の2曲は3種の録音を残すなど、ノイマンはライヴも含めマーラーを多く演奏してきました。旧東側出身の同世代指揮者の中ではクーベリックと並んでマーラーを得意としていたと言えるでしょう。特に、レコードとしての本格的なマーラー・ブームが来る直前の全集録音という意味では非常に価値が高く、この後のテンシュテットやシノーポリといったアナログ録音からデジタルに移行してから爆発的なブームとなった音源の前では当時は影が多少薄かったものの、ノイマンの原音的な解釈と、チェコ・フィルの特徴あるオケの美音としなやかさが相まって、両者にしか成し得ない唯一無比のマーラー像を描いた全集録音として、現在ではもっと評価されるべき音源です。今回の復刻でもアナログ音源に関しては本国にあるオリジナルのアナログ・マスターテープから新規でダイレクトにDSD化を行っていますので、これまでに無い鮮度と圧倒的なレンジ感で従来の評価を超える追体験ができます。尚、第1,2,5番の3曲は2006年にオリジナルの4chでのSACD化が行われていますが、他の曲は初SACD化となります。
(1/2)
タワーレコード(2020/07/15)

今回の録音状態に関しては、マスターテープは総じて素晴らしいコンディションが維持されていました。まさしく、スプラフォンらしい繊細なプレゼンスとホール感含めた倍音の豊かさに圧倒されます。各楽器の質感も当時のオケの状況を十分伝えてくれます。今回の音源のレヴェルはとりわけ高く、これまで復刻してきた中でも今回はアナログ録音完成期ということもあり、スプラフォン制作陣の底力を感じさせるプロダクツです。尚、収録場所は同じで録音時期も一部を除いて近いものの、各曲の録音はそれぞれ異なっていました。それによって、音像の遠近やバランス、ダイナミックレンジ等に相違がありましたが、アナログ録音に関して、チェコ本国でのオリジナル・アナログ・マスターテープからのダイレクトDSD化は、今回も非常に丁寧な作業で進められており、日本に届いたレコーディングデータ上でも、マスタリングに際しての細かな指示や音源の特徴が列記されていました。今回のマスタリング時においても、極力オリジナルの雰囲気を損わないよう留意しています。それにより、かつてないほどの解像度・空気感をも再現することができました。

録音はスプラフォン独特の、高域に艶が乗ったあたたかみのあるサウンドにさらに磨きがかかり、倍音成分と楽器の実在感が増した、細部まで見通しの良い響きが堪能できます。元々質感の良いスプラフォン・レーベルの音は、最新のDSD化でさらに真価を発揮します。ヴァイオリン・パートの統一感のある音色に加え、当時の木管・金管の特徴あるサウンドは今聴いても素晴らしいものがあります。

今回の企画では、アナログ録音に関しては本国チェコのスプラフォン社が所蔵しているオリジナルのアナログ・マスターテープから、全くの新規でダイレクトにDSD化を行った音源を使用し、SACD化のためにマスターを制作。日本でDSDマスタリングを行った上で、SACDハイブリッド盤として発売いたします。昨今のデジタル化(A/D変換)の技術進歩は著しく、より高度かつ緻密にマスター音源を取り出せるようになりました。まさにマスターに極めて近い音質をSACDで堪能できます。尚、CD層も今回新規のDSDマスタリング音源を使用しました。スプラフォンによるダイレクトDSD化はこれまでと同様に定評あるものであり、分離や解像度が高いため細かなニュアンスやその場にいるかのような空気感などにより従来以上に音楽に没入できますので、これまで以上の感動を得られると思います。その効果は驚くべきもので、鮮明になった音質により、あらためて、音源の真価を再発見できる程の出来です。そして今回初めて、デジタル黎明期にPCM録音された一部のマスター音源は、日本コロムビアの「ORTマスタリング」を使用しました(この技術は既に配信ではリリースされていますが、ディスクで使用したのは過去に一般販売ではないルートで例外的に邦楽の数曲を使用したのみのため、今回がほぼ初めてとなります)。楽音本来の豊かな音色や滑らかさ、ホールの響き感などを復活させた上でDSD変換を行っています。
(2/2)
タワーレコード(2020/07/15)

メンバーズレビュー

3件のレビューがあります
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端正かつ端整なマーラー。だけど聴き込むとそれだけでなく、ノイマンさんの熱さ、想いもほんのりと伝わってくる演奏です♪録音が素晴らしく、大音量で聴けば手に汗握ります。かつ心地よいという、素晴らしい全集です。他のマーラーを楽しんでも、結局この全集に戻ってきてしまい、何度聴き込んだかわかりません。このお値段分は十分に楽しませてもらいました。
2024/08/01 つくしさん
0
旧マーラー全集の待望のSACD化。他の方も書かれているように、今までのCDによる全集や分売廉価盤と比べて音の情報量が増えたことで、思わずはっとする箇所も多く全く新しい全集を聴いているような錯覚に陥る。
しかしこれはアナログ録音曲に言えることで、これはアナログマスターからのダイレクトDSD化の恩恵がとても大きく、逆説的だがデジタル録音である(3番、8番、9番)を音質的な感銘度で上回る。とにかくアナログ録音の空気感が気持ちがいい。
16,000円という価格は決して安くはないが、1曲あたり2,000円弱で高マスタリングによる名録音、名演奏のSACDが手には入ることを考えれば買いだと思う。1000組限定だから気になる人はぜひ。
タワレコさんは経営母体がドコモに変わっても相変わらず素晴らしい企画を実現していただき感謝。今後もオンリーワンの素晴らしい企画を期待。
2020/08/25 Syamaonnさん
0
待望のSACD全集。個々の楽器群の音の輪郭が非常にはっきりと聴き取れる。今までよく聴こえていなかった音が聴き取れるため、結果として響きの奥行き感、拡がり感が格段に向上している。チェコフィルの柔らかく温かみのある音色の弦楽パートに一層磨きがかかりより繊細な合奏として大変美しく再現されている。特に5番4楽章アダージェトや6番3楽章アンダンテでの耽美的な旋律での弦楽合奏は素晴らしい。またこの時期のチェコフィルには金管の名手がおり、随所に力強くもとがらず伸びやかに吹き上がる響きを見せているが、こちらもより生々しく再現されている。チェコからの輸入盤CDを所持しているが、この録音も大変質の高いものであったが、上記の点でこのSACDがよりスペックが高くなった。日本コロンビアから発売されている1番、5番、2番のSACDも良かったが、より練られたリマスターとなっているように感じた。タワレコさんのSACDプロジェクトはいつも楽しみにしている。これからもぜひお願いします。

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