彼らが歩んできた道、その道のりこそが、ロックの歴史となる…。 ロック史に多大なる影響を与え続ける、ロックを語る上で外す事のできない最重要バンド、フリートウッド・マック。ブリティッシュ・ブルース・ロック・バンドとして活動を始め、その後ポップな音楽性を取り入れながら新たなロック・サウンドを築き上げていった彼らが1969年から1974年までに発表した、名作ばかりの初期作品7枚のリマスター音源&1974年当時の未発表ライヴ音源を8枚のディスクに収録した、豪華8枚組CD作品がここに登場!
1967年のデビュー以降、17枚のスタジオ・アルバムや数々のコンピレーション・アルバム、ライヴ・アルバムなど数多くの大ヒット作品を生み出し、ロック史にその名を刻む重要アクト、フリートウッド・マック。現在までに実に1億枚を超える累計アルバム・セールスを記録し、世界で最も売れたバンドとしてその名を歴史に刻む彼らは、「音楽に多大なる貢献を果たしたバンド」としてBrit Awardで称えられ、またロックの殿堂入りを果たすまさに「伝説」のロック・バンドだ。
1967年、ミック・フリートウッドとピーター・グリーン、ジョン・マクヴィー、そしてジェレミー・スペンサーというラインナップでフリートウッド・マックとしての活動をスタートさせ、ブリティッシュ・スタイルのブルース・ロックに熱心なオーディエンスから熱い注目を集めていった彼ら。その後、彼らはReprise Recordsと契約を交わし、1969年から1974年までの間に7枚のアルバムを発表、アルバム毎に進化していくロック・サウンドを世界に提示し続け、今もなお愛されるクラシック曲を発表していった。その後、バンドにスティーヴィー・ニックスとリンジー・バッキンガムが加入し、その黄金期を迎えていくのだが、彼らの初期のブルースにルーツを置くサウンド・スタイルを聴かせてくれる名盤たちにスポットライトを当てた作品が今回リリースされることとなった!(1/2)
発売・販売元 提供資料(2020/07/31)
こちらのCDボックス・セット『FLEETWOOD MAC: 1969-1974』は、1969年から1974年に発表した彼らの7枚のスタジオ・アルバムのリマスター・ヴァージョンに加え、リンジー・バッキンガムとスティーヴィー・ニックスがバンドに加入する数か月前となる1974年12月15日に行われたコンサートの模様を収録した未発表ライヴ作品を含む、全8枚組のボックス・セットとなっている。創立メンバーのミック・フリートウッド、ピーター・グリーン、ジョン・マクヴィー、ジェレミー・スペンサー、そして後にメンバーとして加わったダニー・カーワン、クリスティン・マクヴィー、デイヴ・ウォーカー、ボブ・ウェルチ、そしてボブ・ウェストンと、この期間にもバンドは何度もそのラインナップを変えながら、自分たちのサウンドを進化させていったのだが、その過程をじっくりと堪能できる、そんな作品が登場することになる。
ここに収められているのは、惜しくも先日この世を去ってしまったピーター・グリーンが在籍する最後のアルバムとなった1969年の作品『THEN PLAY ON』を始め、1970年の『KILN HOUSE』、1971年の『FUTURE GAMES』、1972年の『BARE TREES(邦題: 枯木)』、1973年の『PENGUIN』、1973年の『MISTERY TO ME(邦題: 神秘の扉)』、そして1974年の『HEROES ARE HARD TO FIND(邦題: クリスタルの謎)』という7枚のスタジオ・アルバムのリマスター音源。「Man Of The World」や「Oh Well - Pt. 1」、「The Green Manalishi (With The Two Prong Crown)」といった、トップ10シングルや、#1ヒットとなった「Albatross」といった、初期の名曲ばかりが詰め込まれている。
また、このボックス・セットには、カリフォルニアにあるThe Record Plantにて1974年12月15日に行われたコンサートの模様を収録した、未発表ライヴ・アルバムが追加で収録されている。74年のアルバム『HEROES ARE HARD TO FIND』に伴うツアーの一環として行われたこのライヴは、サンフランシスコの伝説的ロック・ラジオ・ステーション、KSAN-FMで同時放送されており、黄金期の前夜ともいえるそのバンドの勢いを堪能させてくれる音源となっている。(2/2)
発売・販売元 提供資料(2020/07/31)
The 2020 eight-CD box set Fleetwood Mac: 1969-1974 essentially represents a complete telling of Fleetwood Macs second act: the transition from blues outfit to conquering pop stars. Every one of the studio albums Fleetwood Mac released between 1969s Then Play On and 1974s Heroes Are Hard to Find are here, each buttressed with bonus tracks. Most of these bonus tracks are non-LP singles or single edits: Then Play On has both parts of Oh Well along with The Green Manalishi (With the Two Prong Crown), Kiln House has both-sides Dragonfly and Jewel Eyed Judy, etc. The only unreleased track among these is Good Things (Come to Those Who Wait), which is added to Mystery to Me, but the box also features a full previously unreleased live-in-the-studio concert, Live at the Record Plant, Sausalito, CA 12/15/74, which was given just prior to Lindsey Buckingham and Stevie Nicks joining the band. The concert is first-rate and the bonuses are strong, but the main attraction of the set is getting this entire chapter of Fleetwood Macs history in an affordable fashion. ~ Stephen Thomas Erlewine
Rovi