2020年9月にピザオブデスレーベル直販のみでリリースされたミニアルバム『Bored? Yeah, Me Too』が絶賛ロングセラー中のKen Yokoyamaが早くも新作をドロップする。…とはいえ2018年に未発表曲などを集めたセルフコンピレーション・アルバムをリリースしているが、オリジナルアルバムとしては2015年の『Sentimental Trash』以来実に約6年ぶりとなる(!)まさに待望のフルアルバム。本作はパンクバンドということを改めて証明するいわゆるツービートの曲を中心に、ライブではすでにお馴染みのミドルテンポのナンバー「Helpless Romantic」など"横山節"全開の意欲作。 (C)RS
JMD(2021/03/31)
Ken Yokoyama 待望のフルアルバム"4Wheels 9Lives"発売決定!!
昨年9月にピザオブデスレーベル直販のみでリリースされたミニアルバム「Bored? Yeah, Me Too」が絶賛ロングセラー中のKen Yokoyamaが早くも新作をドロップする。…とはいえ2018年に未発表曲などを集めたセルフコンピレーション・アルバムをリリースしているが、オリジナルアルバムとしては2015年の「Sentimental Trash」以来実に約6年ぶりとなる(!)まさに待望のフルアルバムとなる。本作はパンクバンドということを改めて証明するいわゆるツービートの曲を中心に、ライブではすでにお馴染みのミドルテンポのナンバー「Helpless Romantic」(M5)など"横山節"全開の意欲作。"4Wheels9Lives"と名付けられた本作は「4Wheels=バンド」、「9Lives=不死身」をそれぞれ表現しており、メンバーチェンジというピンチや、昨今の世界の情勢など、どんな状況にも屈しないバンドの強い意思をこの作品で感じ取って頂きたい。逆境に強いこの漢たちはまさに不死身のバンドである。
発売・販売元 提供資料(2021/03/30)
これは凄い。待望の7作目は大半が2 分台の楽曲ばかりで、歌とメロディーの訴求力はもちろん、瞬発力を重視した疾走ナンバーで攻めまくる。曲が始まった途端にフロアに飛び込みたくなる、全曲ライヴ仕様の生命力と躍動感に満ち溢れた一枚だ。メロディック・パンクの旨味を凝縮したソリッドな作風にKEN BANDの真骨頂が刻まれているよう。特に表題曲は新たなパンク・アンセムになり得るカッコ良さ。
bounce (C)荒金良介
タワーレコード(vol.450(2021年5月25日発行号)掲載)