ヴェルヴェット・アンダーグラウンド&ニコの言わずと知れた大名盤へのトリビュート!
1967年発表、アンディ・ウォーホルによるバナナ・ジャケットでも有名な大名盤。後のミュージシャン、アーティストにとって、ある種の指標的存在となった金字塔へのトリビュート。マイケル・スタイプによる(1)「日曜の朝」、ザ・ナショナルのマット・バ-ニンガーによる(2)「僕は待ち人」と冒頭2曲でこれはすごい良いトリビュート盤だなぁとなってしまう1枚。サーストン・ムーアとボビー・ギレスピーによる(7)「ヘロイン」というのもこれまた!新旧インディー界の顔役的アーティストが多数参加で一切手抜きなしの全11曲。オススメです!
(C)吉祥寺店:狩野 卓永
タワーレコード(2021/10/01)
豪華アーティストがヴェルヴェット・アンダーグラウンドの歴史的名盤をカヴァーしたトリビュート・アルバム!
60年代を代表するロック・バンド、ヴェルヴェット・アンダーグラウンドへのトリビュート・カヴァー・アルバム!
ルー・リードの親友であり、昨年他界した米プロデューサーのハル・ウィルナーが監修・制作を担当。また、本作は彼が手がけた最後のアルバムとなっている。
ヴェルヴェット・アンダーグラウンドに多大な影響を受けてきたアーティスト達が参加!
イギー・ポップ&マット・スウィーニー、マイケル・スタイプ、アンドリュー・バード、ルシウス、カート・ヴァイル&ザ・ヴァイオレーター、セイント・ヴィンセント&トーマス・バートレット、サーストン・ムーア、ボビー・ギレスピー、キング・プリンセス、コートニー・バーネット、フォンテインズD.C、シャロン・ヴァン・エッテン&エンジェル・オルセン、マット・バーニンガー
発売・販売元 提供資料(2021/08/06)
昨年4月の逝去後にマーク・ボランのトリビュート盤を送り出す格好になった巨匠ハル・ウィルナーだが、どうやら彼の最後の監修作品は今作になるようだ。しかもお題は『The Velvet Underground & Nico』(67年)の丸ごとトリビュートということで、ルー・リードと親交深かったハルにとっては入魂の企画だったのだろう。マイケル・スタイプによる"Sunday Morning"を筆頭に、マット・バーニンガー、シャロン・ヴァン・エッテン& エンジェル・オルセン、カート・ヴァイル、セイント・ヴィンセント、サーストン・ムーア& ボビー・ギレスピー、イギー・ポップ&マット・スウィーニー……という古今インディー大物の並びもこの名盤に相応しい。フォンテインズDC"The Black Angel's Death Song"の若気も煌めく全11曲。
bounce (C)狛犬
タワーレコード(vol.455(2021年10月25日発行号)掲載)