全英トップ10ヒットを記録した前作から2年、ザ・ダークネス7枚目のアルバムが完成。新たなマスターピースとなる計り知れないほど贅沢なロックンロール・アルバム『モーターハート』、リリース。
The Darkness(Justin Hawkins、Dan Hawkins、Frankie Poullain、Rufus Tiger Taylor)はニュー・アルバム『Motorheart』を2021年11月19日、Cooking Vinylよりリリースする。Dan Hawkinsがプロデュース、エンジニア、ミックスを手掛けたこの作品は、全英トップ10ヒットを記録した前作『Easter Is Cancelled』から2年振り、通算7枚目のアルバムとなる。ファースト・シングルはタイトル・トラック「Motorheart」で、「これまでのどの曲よりも激しい。この曲は私をハッピーにする。自信を持って音量を上げ、私のスイスにある家は、その土台から揺れる。Danはプロダクションで素晴らしい仕事をした。この曲は、あなたの化粧を落としてしまう。しかし、耳から耳へと通り抜け、あなたはグリニング・スカル(笑っているように見えるむき出しの頭蓋骨)となる。楽しんでくれ」とJustinは同曲について語る。
The Darkness は2000年、英サフォークにて結成された。メンバーはヴォーカル&ギターのJustin Hawkins(ジャスティン・ホーキンス)、ギターの Dan Hawkins(ダン・ホーキンス)、ベースのFrankie Poullain(フランキー・ポーレイン)、ドラムのRufus Taylor(ルーファス・テイラー)の4人。Justin Hawkinsのハイトーン・ヴォーカルを軸に、AC/DC、Queen(ドラムのRufus TaylorはクイーンのRoger Taylorの息子)、Aerosmith、Led Zeppelin他、70年ハード・ロックに影響を受けたサウドンを鳴らす。2003年、デビュー・アルバム『Permission to Land』をリリースし、UKチャートの1位/USチャートの36位を獲得。アルバムからは5枚のシングルがリリースされ、「I Believe in a Thing Called Love」はUKシングル・チャートの2位を獲得。翌2004年、バンドはブリット・アワードで、ベスト・グループ、ベスト・ロック・グループ、ベスト・アルバムの3部門を受賞。ケラング・アワードではベスト・ライヴ・アクト、ベスト・ブリティッシュ・バンドの2部門を受賞した。2005年にセカンド・アルバム『One Way Ticket To Hell...And Back』をリリースするも、翌2006年、Justin Hawkinsが脱退し、バンドは事実上の解散となる。2011年、再結成。2012年にサード・アルバム『Hot Cakes』をリリースし、UKチャートの4位を獲得。2015年には4枚目のアルバム『Last Of Our Kind』(UKチャート12位)、2017年には5枚目のアルバム『Pinewood Smile』(UKチャート12位)をリリース。2019年の6枚目のアルバム『Easter Is Cancelled』は、UKチャートの10位(同ロック/メタル・チャートでは1位)を獲得した。
発売・販売元 提供資料(2021/11/19)
全英トップ10ヒットを記録した前作から2年、ザ・ダークネス7枚目のアルバムが完成。新たなマスターピースとなる計り知れないほど贅沢なロックンロール・アルバム。 (C)RS
JMD(2021/08/19)
ゴージャスに煌めくギターと大上段に振りかぶったジャスティンのヴォーカル……笑っちゃうほどのダークネス節にのっけから魅了される。全英TOP10に返り咲いた前作『Easter Is Cancelled』から2年、これが通算7枚目のアルバムだ。今風のヘヴィネスとは異なるハードで絢爛な炎のロックンロールが惜しげもなく開陳され、緩急自在な疾走感で盛り上がってるうちにすぐ一周してしまう。なかでも"Nobody Can See Me Cry"が最高!
bounce (C)轟ひろみ
タワーレコード(vol.456(2021年11月25日発行号)掲載)