世界を酔わせた声が届ける心温まるクリスマス・アルバム。 グラミー賞でも3度の受賞歴を誇り、全米No. 1ソングライターとの称号を持つロブ・トーマスが自身初となるホリデイ・アルバムをリリース。現代のクリスマス・スタンダートとなっている「A New York Christmas」の2021年ヴァージョンや、Bebe WinansやAbby Anderson、Brad Paisleyなどの豪華ゲストとのデュエット、そしてスタンダード・ナンバーのカヴァーまで10曲の多彩なホリデイ・ソングを集めた『SOMETHING ABOUT CHRISTMAS TIME』発売!
グラミー賞でも3度の受賞歴を誇り、全米No. 1ソングライターとの称号を持つロブ・トーマス。"世界を酔わせた声"を持つ彼が自身初となるホリデイ・アルバムをリリースする。TrainやGoo Goo Dolls、Five For Fightingなどアメリカン・ロックの名作を数々手掛けてきたGregg Wattenbergがプロデューサーを務めた『SOMETHING ABOUT CHRISTMAS TIME』は、オリジナルのホリデイ・ソングから、広く愛されてきたクリスマス・スタンダード、さらには豪華ゲストを迎えてのデュエットなど全10曲を収録したロブ・トーマス通算5作目のスタジオ・アルバムだ。ちなみにアルバムのレコーディングはニューヨーク・シティ北部にある彼のホーム・スタジオで夏の間に行われたという。
アルバムからのファースト・シングルは「Small Town Christmas」。そして注目のデュエットは、Bebe Winansとのレイ・チャールズのカヴァー「That Spirit Of Christmas」、Brad Paisleyとの「Santa Don't Come Here Anymore」、Ingrid Michaelsonとのブライアン・アダムスのカヴァー「Christmas Time」、そして昨年クリスマス・シングルとしてリリースされたAbby Andersonとの「I Believe In Santa Claus」の4曲を収録。最近でもSantanaとの大ヒット「Smooth」に続くコラボレーション第2弾「Move」を発表し話題を集めたロブだけに、本作に収録される豪華アーティストとのコラボレーションにも注目だ。
またアルバムには、定番のクリスマス・ソングとして広く親しまれている「Have Yourself A Merry Little Christmas」なども収録。またロブ・トーマス・ファンに嬉しい所としては、彼が約20年前となる2003年に発表したクリスマス・シングル「A New York Christmas」を新たにレコーディングした「A New York Christmas '21」が収録されていることだろう。現代のクリスマス・クラシックとして定着しているこの曲がロブ・トーマスのアルバムに収録されるのは本作が初めてとなる。
米ローリング・ストーン誌とのインタビューで「(ホリデイ・アルバムをリリースするのは)いつかやってみたいと思っていたことだった。でも俺が"ジングル・ベル"を歌うのを聴きたいとは誰も思わないだろ。誰かが素直に"ジングル・ベル"を歌うのを聴く必要なんてどこにも無いんだ。それでも結構クールなカヴァー曲をピックアップできたと思うから、自分なりのオリジナル・サウンドが出ていると思うよ」と語っていたというロブ・トーマス。世界を酔わせた声が心温まるクリスマス・ソングを届けてくれる。
発売・販売元 提供資料(2021/10/15)
先日はサンタナとの再コラボも話題になったなか、初のクリスマス・アルバムが完成。無骨な家庭人が優しく聴かせる楽曲集といった雰囲気で、マッチボックス・トゥエンティでの姿を彷彿とさせる"Small Town Christmas"をはじめ、レイ・チャールズ曲を取り上げたビービー・ワイナンスとのデュエット"That Spirit Of Christmas"、ブラッド・ペイズリーとの"Santa Don't Come Here Anymore"など各方面とのリンクも万全。アビー・アンダーソンを迎えた昨年のシングル"I Believe In Santa Claus"や2003年のシングル"A New York Christmas"の新録版も収録。
bounce (C)滝沢滝
タワーレコード(vol.456(2021年11月25日発行号)掲載)