ハードロック界の生ける伝説、ディープ・パープルがカヴァー・アルバムをリリース。ボブ・ディラン、フリートウッド・マック、クリーム等ロック史を彩るアーティストたちによる名曲の数々をDP流に見事に料理! (C)RS
JMD(2021/10/21)
ハードロック界の生ける伝説、ディープ・パープルがカヴァー・アルバムをリリース。ボブ・ディラン、フリートウッド・マック、クリーム等ロック史を彩るアーティストたちによる名曲の数々をDP流に見事に料理!アルバム制作のドキュメンタリーを収録したDVD /BDが付属。
【日本語解説書封入/日本語字幕付き】
もはやハードロック界の伝説としか形容しようがないディープ・パープル。歴史に残る名曲「スモーク・オン・ザ・ウォーター」は、まったく音楽に興味が無いものですら、一度は耳にしたことがあるに違いない。20年には21作目となるアルバム『ウーッシュ!』をリリース。その後大規模なツアーを行い、バンドは50年以上に渡る活動にピリオドを打つ予定であった。だが、パンデミックが世界を襲い、その計画は幸か不幸か実現せず。ツアーができないのであれば仕方がない。バンドは予定を変更し、新たなるアルバムを作ることにした。
それがこの度リリースとなる、『ターニング・トゥ・クライム』と題されたカヴァー・アルバムである。ボブ・ディラン、フリートウッド・マック、クリーム、ヤードバーズ、リトル・フィート、ラヴ等、メンバーそれぞれが取り上げるアーティストをチョイス。そもそも『Shades of Deep Purple』、『The Book of Taliesyn』といったディープ・パープルの初期作品にはカヴァー曲がいくつも含まれていた訳だから、他アーティストの作品を料理するのは彼らの原点であり、お家芸であるとも言える。ロック史を彩るアーティストたちによる名曲の数々を、ディープ・パープル流に見事にアレンジしてみせるその手腕には、舌を巻かざるをえない。ロック・ファンならば必聴の作品。
付属のDVD/Blu-Rayは、本アルバム制作のドキュメンタリー。メンバーによるインタビューもたっぷり収録で、これを見れば『ターニング・トゥ・クライム』のすべてがわかる。
本作リリース後のバンドの動向にも注目が集まるところだ。
【メンバー】
イアン・ギラン(ヴォーカル)
スティーヴ・モーズ(ギター)
ロジャー・グローヴァー(ベース)
イアン・ペイス(ドラムス)
ドン・エイリー(キーボード)
発売・販売元 提供資料(2021/10/19)