現行のフォークロックシーンを牽引するUSインディー界の至宝、2枚組超大作!
デビュー以来、またたく間に時代の寵児へと上り詰めたNYブルックリン出身のインディーフォークバンド=Big Thiefの2年半ぶりの新作はCD2枚組全20曲の大作!前々作『U.F.O.F』~前作『Two Hands』が5か月しか空いていなかったせいか、かなり久しぶりの新作の印象で…2021年はBuck Meekのソロ作を愛聴していただけにBig Thief本体の新作を楽しみにしていましたが、アルバム冒頭(1)「Change」を聴いた瞬間に確信、またもやの大・大・大傑作!!これは間違いなく2022年の年間ベスト級!
(C)名古屋近鉄パッセ店:横山 大
タワーレコード(2022/02/25)
それは、ビッグ・シーフという無垢な魔法。
USインディーの至宝による2枚組最新作発売。
現在のシーンのフォーク・ロックの潮流を牽引し、グラミー賞ノミネート・バンドにまで登り詰めたUSインディの至宝ビッグ・シーフが〈4AD〉より2枚組最新アルバム『Dragon New Warm Mountain I Believe in You』をリリース!
メンバーのジェームズ・クリヴチェニアがプロデュースを務めた本作は2020年にニューヨーク州北部、カリフォルニアのトパンガ・キャニオン、コロラドのロッキー山脈、そしてアリゾナ州ツーソンで行われた4回のレコーディング・セッションの中から厳選された20曲を収録。
8トラックのテープ・レコーダーでバンドの素朴な魅力を記録した先行シングル「Certainty」と「Sparrow」はNYセッションで、名匠ショーン・エヴェレットと共にバンドの新境地を探究した「Little Things」、「Time Escaping」はトパンガで、『UFOF』と『Two Hands』のエンジニアであるドム・モンクスと再びタッグを組んだコロラド・セッションではリハーサル・テイクがすでに完璧だったという「Change」が生まれた。
アリゾナでの最後のセッションではゲスト・プレイヤーとして盟友トウェインことマット・デイヴィッドソンを起用し、ピアノやアコーディオン、フィドルで5人目のメンバーとも言える活躍をしてアルバム・タイトル曲の誕生とともに5ヶ月に渡るセッションを締めくくった。
さまざまなスタイルや質感の楽曲が集まることで、演奏を始めるとまるで龍を操縦するかのような現在のバンドの真髄が2枚組の大作としてここに刻まれた。
なお、本作の日本盤CDには解説および歌詞対訳が封入され、ボーナス・トラック2曲を追加収録。
発売・販売元 提供資料(2021/12/15)
リリース前から絶賛を集めていたが、評判に違わぬ大作だ。グラミー・ノミネートによってUSインディー・フォーク/ロックのシーンの中心的存在となった4人のニュー・アルバムは、旺盛な創作意欲を体現したような2 枚組。ロッキー山脈など4つのロケーションで5か月かけて行われたレコーディング・セッションから選りすぐられたという全20曲は、慎ましさと逞しさが共存する素朴な音世界の魅力は確実に宿っている。
bounce (C)香椎 恵
タワーレコード(vol.459(2022年2月25日発行号)掲載)