1979年の共演の模様を収録した貴重音源
いわゆるシティ・ポップ・ブームがあぶりだした恰好なのか、こういった音源が正式リリースされるとは、感慨深い。「スタジオ・ミュージシャン」が、「ぼくらが普段やってる仕事のテーマソングみたいなもの」との紹介からはじまるのも、泣いていいのか笑っていいのか。佐藤奈々子の立ち位置ってのがスタジオ盤を聴いているだけでは理解できていなかったが、コケティッシュなMCからなんとなくわかった気もした。惜しむらくは、解説などブックレットを充実してほしかったところだが、もっとこの手のラジオライヴなどの発掘・再発が進んでくれるとありがたい。 (C)オンライン:奥田 賢悟
タワーレコード(2022/09/09)
1979年に行われたムーンライダーズ+佐藤奈々子のライブ音源を初CD化!ムーンライダーズ+佐藤奈々子でLIVEが行われた1979年当時、ムーンライダーズはシンセサイザーなど新しい手法を積極的に取り入れていた時期、そして佐藤奈々子は4枚のソロアルバムをリリースし、ムーンライダーズや加藤和彦など、当時の先鋭的なアーティストの作品に参加、楽曲提供するなどした頃に実現した話題の2アーティストが共演した伝説のLIVEとも言われている。 (C)RS
JMD(2022/05/25)
ムーンライダーズ+佐藤奈々子、1979年に行われた伝説のLIVEがファン待望のリリース決定!
1979年に行われたムーンライダーズ+佐藤奈々子のライブ音源を初CD化!
ムーンライダーズ+佐藤奈々子でLIVEが行われた1979年当時、ムーンライダーズはシンセサイザーなど新しい手法を積極的に取り入れていた時期、そして佐藤奈々子は4枚のソロアルバムをリリースし、ムーンライダーズや加藤和彦など、当時の先鋭的なアーティストの作品に参加、楽曲提供するなどした頃に実現した話題の2アーティストが共演した伝説のLIVEとも言われている。
発売・販売元 提供資料(2022/05/20)
1979年1月28日にFM東京でオンエアされた〈デンオンライブ・コンサート〉が初商品化された。セットリストには、両者の強い結びつきを証明する《悲しきセクレタリー》やこの時期ならではの名カヴァー《マイ・ネーム・イズ・ジャック》などが並んでいるが、鈴木慶一の溌溂たる歌唱(特に《スタジオ・ミュージシャン》の熱唱が感涙モノ)、その場の空気を瞬時に一変させてしまう佐藤のマジカルなパフォーマンスなど聴きどころ豊富で、短いながらも中身の濃さは折り紙付き。レアな発掘作品という領域を越えて純粋な感動を運ぶ音盤となっているので、年代問わず幅広いリスナーにおススメしたい。
intoxicate (C)桑原シロー
タワーレコード(vol.159(2022年8月20日発行号)掲載)