| フォーマット | Blu-spec CD2 |
| 発売日 | 2022年10月12日 |
| 国内/輸入 | 国内 |
| レーベル | HATS |
| 構成数 | 2 |
| パッケージ仕様 | - |
| 規格品番 | HUCD-10315 |
| SKU | 4582137893152 |
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構成数 : 2枚
合計収録時間 : 00:50:27
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私は初期から彼らの音源を聴いてきたが、正直言って第2期の途中から演奏も曲もマンネリ化して、次第にファンから脱落した。それ以来の購入であるから、大いに期待した。そしてその期待に違わず、彼らのサウンドは躍動しており、嬉しくなった。
第4期のP4は、本来のカシオペア・サウンドが帰ってきた印象で、とても溌剌としている。M1からM5まで怒涛の演奏が繰り広げられ、圧倒された。勿論、野呂節とも言える、歌謡曲っぽくて分かりやすいメロディラインも健在だから、従来のファンも満足だろう。本作ではリーダーの野呂が一歩退いて、他のメンバーに伸び伸びとプレーさせていることが功を奏したのだろう。さらに野呂はソングライティングに今回、重きを置いたとしか思えないくらい、気持ち良くノリのいいメロディを書いている。ベテランの鳴瀬もいつになく力強いベースラインを刻んでいる。とりわけキーボードの大髙のハモンド・オルガンの音色が素晴らしい。彼女はようやく才能を開花させた。また、各楽曲が似た曲調にならないよう、アレンジも工夫が施されているのが分かり、念入りにチェックがなされたに違いない。
たまたま同じ時期に、もう一つの日本フュージョンの双璧、ディメンションの新譜も発売された。こちらも早速聴いてみたが、残念ながらこの対戦はカシオペアに軍配を上げざるを得なかった。ディメンションはここ数年間、低迷している。カシオペアを見習い、大改革が必要であろう。