55年もの歴史を持つ世界最大級の音楽フェス、モントルー・ジャズ・フェスティバル。その創立者である故クロード・ノブズの膨大かつ豊富なコレクションの中から貴重な音源を紐解く「THE MONTREUX YEARS」シリーズ。音楽史にその名を刻むアイコンたちによる、歴史的/音楽的にも非常に重要なパフォーマンスを収録するこのシリーズ最新作となる、フュージョンの草分け的存在にしてジャズ・ピアニストの巨匠、チック・コリアの作品が、2枚組アナログ盤で登場!
1967年にスタートし、今年で56回目の開催を数える世界最大級の音楽フェス、モントルー・ジャズ・フェスティバル。音楽史を彩る数多くのアイコニックなアーティスト達が出演し、歴史に残る名演を繰り広げてきたこのフェスティバルは、創始者のクロード・ノブズの固い信念のもと、5,000公演を超えるパフォーマンスの模様が音と映像で収録されており、Montreux Soundsという膨大かつ貴重なコレクションとして保管されている。数々のアーティストがその模様を自身のライヴ・アルバムとして発表してきたのだが、今もなお非常に貴重な音源の数々がのこされており、その歴史的価値は非常に高く、2013年にはこのMontreux Soundsがユネスコにも認定されている。
2021年より始動した、モントルー・ジャズ・フェスティバルとBMGがタッグを組み、このMontreux Soundsにある膨大なコレクションを紐解く『THE MONTREUX YEARS』というシリーズ。現在までにエタ・ジェイムス、ニーナ・シモン、マディ・ウォーターズ、マリアンヌ・フェイスフル、そしてジョン・マクラフリンといたアーティストたちの作品をリリースするこのシリーズは、世界的なアーティストの伝説的パフォーマンスを現代に蘇らせるだけでなく、55年もの豊かな歴史を持つこのフェスティバルで収録されていた貴重な未発表音源もふんだんに収録、さらに書き下ろしのライナーノーツや未発表写真などを掲載したブックレットもついた、音楽史においても非常に重要な意味を持つシリーズとなる。マスタリングを担当するのは、ロンドンにあるMetropolis StudiosのTony Cousinsだ。(1/2)
発売・販売元 提供資料(2022/08/18)
このシリーズの最新作として今回登場するのが、数々のジャズ・スタンダードを発表し、様々なサウンド・スタイルを取り入れながら常に最高級の音楽を世界に届けてきた、27度ものグラミー賞受賞歴を誇るフュージョンの草分け的存在にしてジャズ・ピアニストの巨匠、チック・コリアだ。1CDと2枚組アナログ盤でリリースとなるこの『CHICK COREA: THE MONTREUX YEARS』は、伝説的ピアニストがモントルーで披露してきた最高級のパフォーマンスの中から注目すべきパフォーマンスを厳選した計6曲(アナログ盤は1曲追加され計7曲)を収録した作品となっている。
最新ライナーノーツやチック・コリアのモントルー・ジャズ・フェスティバルでの貴重な写真などを掲載したブックレットが同梱されているこの作品には、チック・コリア・カルテットとして出演した1993年の音源や、チック・コリア・ニュー・トリオとして出演した2001年の音源、チック・コリア・フリーダム・バンドとして出演した2010年の音源、チック・コリア・アコースティック・バンドとして出演した1988年の音源、チック・コリア・エレクトリック・バンドとして出演した2004年の音源、そしてバーヴァリアン・チェンバー・フィルハーモニック・オーケストラとの共演を行った2006年の音源などが収録されている。(2/2)
発売・販売元 提供資料(2022/08/18)