天才がそのクリエイティヴィティを覚醒させた絶頂期のど真ん中!1973年7月13日のライヴ。リリース直前の『インナーヴィジョンズ』(1973/8/3)から4曲(②⑥⑦⑧)に加え、前年リリースの『トーキング・ブック』(1972/10/28)から⑨⑩、全面プロデュースしたシリータ・ライトの1st『シリータ』(1972/6/20)に提供した④、『心の詩』(1972/3/3)の③、後に『キー・オブ・ライフ』(1976/9/28)に収録される①、と楽曲の数々は質と量を兼ね備えたまさに天才の所業!そしてライヴでどうしようもなく表出するグルーヴの黒さと、ソウル/ファンクを進化させニューソウル~フュージョン/クロスオーバー的展開も先取りした先進性を兼ね備えた演奏の煌めきが眩し過ぎる!ポップな原曲に余裕綽綽でファンクを注入する⑤「涙をとどけて」(70年)、⑨「サンシャイン」でのラブリー&メロウなコーラス隊との絡みやジャズボッサ的アドリブで遊びの解放感。そして、スティーヴィーがクラヴィネットの刻みでバンドをグイグイ引っ張る⑩「迷信」!実演だからこそ到達できる魂の高みがここに!これぞライヴの醍醐味!
Stevie Wonder (vo, kbds)
Michael Sembello (g) →83年「マニアック」が映画『フラッシュダンス』のサウンドトラックにも収録され大ヒット(全米チャート1位)
Reggie McBride (b) →この年、73年にスティービーバンドに参加。74年『Fulfillingness' First Finale』にも参加。
Ollie E.Brown (ds) →Minnie Riperton、Syreeta Wright、Billy Prestonなどの諸作に参加。87年にはMichael Jackson『Bad』に参加。
The Wonder Love (cho)
Delores Harvin
Shirley Brewer
Lani Groves
タワーレコード(2022/11/07)
11歳の若さでレーベル契約を果たし、30曲以上のU.S.トップ10ヒット作品をリリースし計22部門でのグラミー賞受賞、ピアノやエレクトリック・キーボードに加えドラムやシンセベースをプレイするなど多彩なマルチ・プレイヤーとして活躍する実力派ミュージシャンであるレジェンド・アーティスト、スティーヴィー・ワンダーの絶頂期ともいえる1973年の貴重なライヴ・アーカイヴがついに登場!
本作では1973年7月13日にニューヨークのレインボー・ルームで行われたパフォーマンスを収録しており、同年8月にリリースされグラミー賞最優秀アルバム部門/最優秀アルバム技術賞(クラシック以外) を獲得し大ヒットとなった代表作『Innervisions』からの楽曲を中心に1972年発表作『Talking Book』の楽曲等数多くのヒット・ナンバーを披露。当時23歳という若さながらも高度な演奏力と圧巻のパフォーマンスを魅せたファン必聴のアーカイヴである。
輸入盤国内仕様 <日本語帯、英文ブックレット対訳付>
スティーヴィー・ワンダー (vo, kbds)
マイケル・センベロ (g)
レジー・マクブライド (b)
オリー・E. ブラウン (ds)
ザ・ワンダーラヴ (cho)
発売・販売元 提供資料(2022/08/25)