アメリカン・ロック・シーンのレジェンドによるバンド史上最高のライヴが、遂に公式音源となって今届けられる…!
アメリカン・ロックの至宝にしてロック・シーンの頂点に立ち続けたレジェンド、トム・ペティ。1997年にサンフランシスコにある歴史的会場、フィルモアにて開催された20公演に及ぶトム・ペティ&ザ・ハートブレイカーズのライヴの模様を収録した、ファンとの絆、そしてメンバー間の絆を強く感じさせてくれる興奮のライヴ・アルバム『LIVE AT THE FILLMORE, 1997』が、今ここに登場する! こちらは全33曲のライヴ音源と10曲のトムのステージでの語りを収録した、2枚組CDエディション!
アルバム総売上枚数8,000万枚以上を記録、18回のグラミー賞ノミネート(うち3回受賞)し、ロックの殿堂入りを含む数々の特別功労賞を受賞する、アメリカン・ロック・シーンのレジェンドにしてシーンの頂点に君臨するアーティスト、トム・ペティ。1976年にアルバム『TOM PETTY AND THE HEARTBREAKERS』でデビューを果たして以降、バンド名義やソロ名義などの数々の作品を発表、常に純粋なロックンロールをかき鳴らしながら晩年まで活動を続けてきた彼は、まさにアメリカン・ロックの至宝的存在だと言えるだろう。
トム・ペティ&ザ・ハートブレイカーズによる、約13年振りとなるライヴ・アルバムであり、世界中のファンが待ち焦がれていたライヴ作品『LIVE AT THE FILLMORE, 1997』が、今回遂に発売されることとなった。この作品は、彼らが1997年にサンフランシスコにある歴史的会場、ザ・フィルモアにて開催した、今もなお語り継がれる20公演にわたるレジデンシー公演の模様を収録した、興奮のライヴ・アルバムだ。20公演のうち6公演がレコーディングされており、その中からこのフィルモア公演の最高潮の瞬間ばかりを選りすぐった楽曲に加え、ファンとの繋がりやメンバー間の繋がりを強く感じさせてくれるトム・ペティのステージMCなどがたっぷりと収録されている今作は、まさにファンにとって"待望の"作品となる。この記念すべき待望のライヴ作品は、4枚組のデラックスCDと、2枚組のCD、そして6枚組のデラックス・アナログと3枚組アナログの系4形態でリリースされる。
フィルモアでの20公演がスタートする直前、トム・ペティはサンフランシスコ・クロニクル紙のインタビューで、公演でのプランをこう語っていた。
「俺たちはミュージシャンだから、いつだって演奏がしたいんだ。この5年間でたくさんのレコードを作ってきたけど、やはり俺たちにとって一番いいのは、スタジオの外に出てプレイすることだね。そうすると、次に目指す場所に辿り着くんだ。それがどこであってもね」(1/2)
発売・販売元 提供資料(2022/09/30)
ザ・フィルモアでのライヴは、歓喜に満ち、観客の心を掴んで離さず、様々な要素が凝縮され、バンド史上最高の公演の一つとなった。この一連のライヴで、メンバー間、そしてファンとの絆が強固になったと言えるだろう。今作には、オリジナル曲の曲数を上回るカバー曲が収録されている。こうしたカバーは、トム・ペティが伝説的なソングライターになる以前、大人へと成長しながら音楽への情熱を培う機会を与えてくれたアーティストと楽曲へのトリビュートとなっている。収録されている代表的なカバーは、ボブ・ディランの「Knockin' On Heaven's Door」や、J.J.ケイルの「Crazy Mama」、ザ・ローリング・ストーンズの「Time is On My Side」といった楽曲の他、ザ・キンクスやエヴァリ・ブラザーズ、ビル・ウィザース、ザ・バーズ、チャック・ベリー、ブッカー・T&ザ・MG'sといったアーティストたちのカバー曲も網羅されている。また、本作には、ザ・バーズのフロントマン、ロジャー・マッギンと、ブルースのレジェンド、ジョン・リー・フッカーとのスペシャル・パフォーマンスも収録。他にも、「Mary Jane's Last Dance」や「It's Good To Be King」といったオリジナル楽曲のエクステンデッド・ヴァージョンも含まれている。
「1997年当時、ザ・フィルモアで一カ月もの間演奏できたなんて、ミュージシャン人生の中で最高に素晴らしい経験の一つだよ。バンドもライヴに燃えていたし、毎晩セットリストを変えていた。会場も観客も神がかっていたよ。そこにきて、素晴らしいゲスト・ミュージシャンとも一緒にプレイができたんだ。興奮とインスピレーションに満ちあふれたライヴの日々を、忘れることはできないよ」 ─ マイク・キャンベル
ザ・フィルモアは、バンドを高めてくれる場所となった。観客の心を打つソールド・アウトのパフォーマンスは大成功を収め、ハートブレイカーズは「フィルモアのお抱えバンド」と呼ばれるようになった。公演最終日に、ペティは「メンバー皆、バンドとして活動してきた中で今が最高の瞬間だって感じている…明日からここでライヴがないのはつらいよ」とコメントしている。
全20公演に及ぶザ・フィルモア公演の中から最後の6夜の模様がレコーディングされていたのだが、本作に収録されている楽曲は、プロデューサーのライアン・ウルヤテとマイク・キャンベル、そしてエグゼクティヴ・プロデューサーであるベンモント・テンチ、アドリア・ペティ、アナキム・ペティ、そしてダナ・ペティによって選曲されたものだ。
★★2CD EDITION★★
この2枚組CDエディションには、全33曲のライヴ音源(うち18曲はカバー曲)が収録されており、約2時間に及ぶ音楽がたっぷりと収録されている。三つ折りのソフトパック・パッケージの中には、未公開の貴重な写真などを掲載した全16ページのブックレットが封入されている。(2/2)
発売・販売元 提供資料(2022/09/30)