世界的大ヒットを記録した(6)収録作!
エド・シーランやキム・ペトラスなど名立たるアーティストがフィーチャリングに参加した4作目。(6)は初めて全米シングルチャート1位を獲得した楽曲となり、トランスジェンダーとノンバイナリーを公言するアーティストが同チャートで首位に輝くのは史上初の快挙。(2023年作品)
タワーレコード(2024/06/26)
世界的大ヒットを記録した「アンホーリー feat. キム・ペトラス」を含む、サム・スミス4作目となる待望のアルバム『グロリア』が登場。 (C)RS
JMD(2023/02/25)
世界的大ヒットを記録した「アンホーリー feat. キム・ペトラス」含む、全13曲を収録した待望の4作目のアルバム。
「アンホーリー feat. キム・ペトラス」は、サムにとって初めて全米シングルチャート1位を獲得した楽曲となり、トランスジェンダーとノンバイナリーを公言するアーティストが同チャートで首位に輝くのは史上初で、米ビルボードの歴史に名を残す快挙にもなった。(今までの全米シングルチャートのピークは2015年にリリースした「ステイ・ウィズ・ミー~そばにいてほしい」の2位)
エド・シーランや、ジェシー・レイズ、キム・ペトラスなど名立たるアーティストがフィーチャリングに参加
「ステイ・ウィズ・ミー~そばにいてほしい」、「アイム・ノット・ジ・オンリー・ワン」などで知られる英・音楽プロデューサーのジミー・ネイプスを筆頭に、スターゲート(サム・スミス「ダンシング・ウィズ・ア・ストレンジャー with ノーマニ」をジミー・ネイプスと共にプロデュース)、イリヤ・サルマンサデ(サム・スミス「ハウ・ドゥ・ユー・スリープ?」をプロデュース)などの数々の名曲を世の中に送り出してきたプロデューサー陣とタッグを組んでいる。
サムは今作で「さらに大人に成長し、暗い時期を乗り越える事が出来た」と述べ、このアルバムがリスナーの希望への灯になれば良いと語っている。またサムは、今作を"個人的革命"と呼んでおり、今のサムス・ミスを忠実に反映した<創造的で眩しく、豪華で洗練された、予想外の、そして時にはスリリングでエッジの効いたサウンド>と<セックス、嘘、情熱、自己表現、不完全さに触れた歌詞>で構成されたアルバムとなっている。
発売・販売元 提供資料(2022/11/18)
キム・ペトラスとのコラボで初の全米1位まで獲得した"Unholy"を前フリに4枚目のアルバムが堂々の完成。とはいえ同曲ほどのナスティな雰囲気やハイパーポップ的な変異ノリのトラックは他になく、切々と歌うオープニングの"Love Me More"など得意のスロウ~バラード系を主軸にして過去曲と対比することで、却って内面の成熟や変化が浮き彫りになってくるような格好だ。主にジミー・ネイプスとスターゲイトが主役の穏やかな意識を解き放つ一方、サーカットらによる哀愁味に溢れたダンス曲"Lose You"やカルヴィン・ハリスとのラヴリーなディスコ"I'm Not Here To Make Friends"もあり、"Gimme"では客人のコフィとレゲエ風のビートにもトライ。自身の表現への確信も伝わってくる充実の一枚だ。
bounce (C)轟ひろみ
タワーレコード(vol.470(2023年1月25日発行号)掲載)