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クラシック
SACDハイブリッド
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シューベルト: 交響曲第8(9)番「グレイト」(2023年ORTマスタリング)<タワーレコード限定>

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フォーマット SACDハイブリッド
発売日 2023年01月18日
国内/輸入 国内
レーベルCOLUMBIA X TOWER RECORDS/The Valued Collection Platinum
構成数 1
パッケージ仕様 -
規格品番 TWSA1146
SKU 4549767169507

構成数 : 1枚
合計収録時間 : 00:56:01
エディション : Remaster

【曲目】
1. フランツ・シューペルト:交響曲 第8(9)番 ハ長調 D.944 「グレイト」

【演奏】
ベルリン放送交響楽団
ハインツ・レーグナー(指揮)

【録音】
1978年6月11-13日
旧東ベルリン、キリスト教会

【Original Recordings】
制作担当:Bernd Runge
録音担当:Eberhard Richter
技術:穴澤健明
エグゼクティヴ・プロデューサー:結城 亨

【原盤】
日本コロムビア=ドイツ・シャルプラッテン共同制作

  1. 1.[SACDハイブリッド]
    1. 1.
      交響曲第8(9)番 ハ長調 D.944≪グレイト≫ I - Andante - Allegro ma non troppo
      00:14:47
    2. 2.
      交響曲第8(9)番 ハ長調 D.944≪グレイト≫ II - Andante con moto
      00:16:19
    3. 3.
      交響曲第8(9)番 ハ長調 D.944≪グレイト≫ III - Scherzo; Allegro vivace
      00:12:54
    4. 4.
      交響曲第8(9)番 ハ長調 D.944≪グレイト≫ IV - Allegro vivace
      00:12:00

※世界初SACD化。ステレオ録音。限定盤
※日本コロムビア所有のオリジナル・マスターテープより20223年にORTマスタリングを行いSACD化
※マスタリング・エンジニア:毛利篤氏(日本コロムビア)
※オリジナル・ジャケット・デザイン採用
※解説:板倉重雄(新規序文解説)、大宮真琴氏(1991年発売のCD: COCO-9168より転載)、解説書合計10ページ
※スリムケース仕様。盤印刷面:緑色仕様
※一部お聴き苦しい箇所がございますが、オリジナル・テープに起因します(元々のマスターに入っている欠落やノイズもそのまま収録)。ご了承ください。

作品の情報

商品の紹介

名匠レーグナーの代表的な遺産。
欧州における最初期のオーケストラのデジタル録音となった画期的な盤!
情緒溢れる、音楽的な名盤です。
ORTマスタリングを用いたハイレゾ化による初SACD化。
最新マスタリングを施した名録音・名演奏が最新で蘇る!

DENONの欧州におけるオーケストラの最初期のデジタル録音。発売当初から名録音として高い評価を得てきたものです。名指揮者レーグナーの悠揚迫らざる表現がこの大曲の魅力を引き出しています。自然な流れのなかで悠久の響きを感じさせる名演。日本コロムビアが独自に開発したORTマスタリング技術によりハイレゾ化を行い初SACD化。音場・音質が鮮やかに向上しています。CD層も今回のリマスタリング音源を使用しています。
「天国的美しさをたっぷりときかせる、ドイツの気鋭レーグナーの冴えた指揮。」
「音質をそこなわずダイナミック・レンジをたっぷりと収めるため2LPに収録。」

1979年3月25日に発売されたレーグナー指揮ベルリン放送交響楽団によるシューベルト《グレイト》のLPレコード(OB-7350~51-ND)の帯には、このようなキャッチが書かれていました。当時49歳の上り坂にあり、1978年12月に読響の招きで初来日したばかりのレーグナーの新録音である上、通常1枚物の《グレイト》が2枚4面にわたっていたため大きな話題となりました。

この録音は1978年6月、ザンデルリング指揮ベルリン響によるチャイコフスキー:交響曲第4番に続く、2枚目のドイツ・シャルプラッテンとの共同制作盤として、東ベルリンのキリスト教会でPCM(デジタル)録音されました。レコード芸術1979年5月号の大木正興氏による新譜月評では「演奏は悠揚たるもので、最近われわれがきく機会の多いぴりついた神経の下に至らされたこの作品とはだいぶ遠い。冒頭楽章の序奏部のテンポのゆるやかさにはだれもが一驚するであろうが、実はどの楽章のテンポの設定も実質的な速さよりはるかに伸びやかなものにきこえ、これが和声の変化の急転的な表現を強調しないことと相まって、全体をいちじるしく伸揚感の豊かなものに感じさせるのである」と評されました。
録音面でも「パーフェクトな演奏と、コンサートの演奏の中間の妥協点を見いだそうとしています」(公社総裁ケルチェ氏、レコード芸術1974年4月号)というドイツ・シャルプラッテンの特徴の良く出た、自然な音場を感じさせるものとなっています。

CD時代になって1枚に収録されるようになり、見た目の雄大さは無くなり、優れた内容にもかかわらず、話題に上ることが少なくなった感がありますが、今回のORTマスタリングにより、演奏・録音の魅力を再発見させてくれることと思います。
(1/2)
タワーレコード(2022/12/14)

企画自体は日本コロムビア=ドイツ・シャルプラッテンの共同制作として進められ、制作と録音は当時のドイツ・シャルプラッテン側で行われました(制作担当は直前に行われたザンデルリンクとのチャイコフスキー:交響曲第4番の担当であるHeinz Wegnerに代わって、Bernd Rungeが担当)。旧東ベルリンのキリスト教会での録音はドイツ・シャルプラッテンが既にアナログ録音期に完成の域に達していることもあり、このデジタル録音でも基本的なニュアンスは継承されています。そのため教会のリアルな残響とオケの重厚でドイツ的な音色が見事に収められており、デジタル領域における録音ではさらに自然な響きが具に感じられるでしょう。ドイツ・シャルプラッテンと当時の日本コロムビアの粋を集めたものであり、柔和な響きと基音との微妙なバランスは見事です。今回のORTマスタリングでは全帯域で解像度が上がったことで分離がより明瞭になり、さらに近接したポジションで音楽を鑑賞できます。当時まだ残されていた独特のドイツ的な音色が蘇りました。ORTによる効果は顕著で、ダイナミックレンジが広く感じられ、音数の多さも含めSACD化の恩恵をより得られる録音と言えるでしょう。初期スペックのデジタル録音とはいえ、当時の日本コロムビアには既にいくつもの経験とノウハウがありましたので、音質自体は元々良質で安定感があることは言うまでもありません。今回は、より鮮やかに、奥行きもあるクリアな音質を堪能できます。これらの最新復刻で、蘇った名盤の評価が一層高まることを期待します。尚、今回の第6回発売は、2タイトルを発売いたします。

<ORTマスタリングとは>
CDスペックにて録音されたDENONレーベルの数々の名盤、そのデジタル変換時に失われてしまった楽音の高域成分を、低域部分の倍音を利用して予測、再構築する技術「Overtone Reconstruction Technology(ORT)」を開発しました。この倍音再構築技術と、従来から導入されている"Master Sonic 64bit Processing"による高品質なマスタリング技術が組み合わさったものが、"ORT Mastering"です。ORTによって得られた広い周波数帯域とダイナミックレンジを最大限に活かし、原音に忠実に、名演奏、名録音の魅力をお届けします。
(2/2)
タワーレコード(2022/12/14)

シューマンが「天国的な長さ」と讃えたこの傑作の最高の名演の一つ、レーグナー盤が最新マスタリングで蘇った喜びは大きい。冒頭のホルンによる牧歌的な主題吹奏から、レーグナーの演奏は極めてゆるやかに始まり、聴き手を別世界へと連れ去るかのよう。次第に曲想を高めて主部に入ると、生き生きと弾むリズムと天衣無縫の楽器連携により、まるで車窓から眺める次々に現れる絶景のように描き出してゆく。美しい旋律が多数投入された第2楽章での澄み切った響きとイントネーションの妙。リズムと歌が交錯する第3楽章、終結へ向けて高揚を続けてゆくフィナーレでの緩急、強弱、明暗の手綱捌きも絶品だ。
intoxicate (C)板倉重雄
タワーレコード(vol.162(2023年2月20日発行号)掲載)

メンバーズレビュー

2件のレビューがあります
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旧東ベルリン・キリスト教会での録音は秀逸で、またこうした古典的な二管編成のオーケストラには適していたのかも知れない。この後レーグナーはブルックナーに取り掛かるが、最初に録音した第六番以外は新規に建設されたフンクハウスに録音会場を移している。確かに大編成の交響曲では教会の音響空間にはやや歪みが出てしまう。ドレスデンのルーカス教会のような音響補正設備が常設されていなかったキリスト教会でのこの録音はその点幸いにも鮮明でバランスの取れたサウンドが捉えられている。SACD化には後れを取った感があるが、レーグナーの演奏は四肢を充分に伸ばしたような悠々とした雰囲気の中にも、これ見よがしの小細工のない確たる説得力を持っていて、多くのクラシック・ファンにお薦めしたいアルバムだ。
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