現代ジャズを代表するギタリストの1人、ジュリアン・ラージ。ゲイリー・バートンやチャールス・ロイドなど多くのジャズ・レジェンドと共演し、ニューヨーク・タイムズからも「天賦の才」と称賛を受ける彼だが、ブルーノートから2枚目のリリースとなった傑作アルバム『ヴュー・ウィズ・ア・ルーム』(2022)に続き、早くも新作のリリースが決定!本作は前作『ヴュー・ウィズ・ア・ルーム』と同じセッションでレコーディングされた。いわばアルバムの続編とも言うべき作品で、6曲のオリジナル曲を収録している。前作に続きベーシストはホルヘ・ローダー、ドラマーはデイヴ・キングのトリオで、今回もビル・フリゼールが5曲でゲスト参加。これまでもデュオ・コンサートやジョン・ゾーンが考案したプロジェクトなど、さまざまな文脈で共演してきた2人だが、今回の作品では新たなオーケストレーションの可能性を探っているような必聴のコンビネーションを披露している。 (C)RS
JMD(2023/02/06)
現代ジャズ・ギターの最高峰ジュリアン・ラージ、昨年のアルバムの続編に位置づけられる新作EP!
現代ジャズを代表するギタリストの1人、ジュリアン・ラージ。ゲイリー・バートンやチャールス・ロイドなど多くのジャズ・レジェンドと共演し、ニューヨーク・タイムズからも「天賦の才」と称賛を受ける彼だが、ブルーノートから2枚目のリリースとなった傑作アルバム『ヴュー・ウィズ・ア・ルーム』(2022)に続き、早くも新作のリリースが決定!
本作は前作『ヴュー・ウィズ・ア・ルーム』と同じセッションでレコーディングされた。いわばアルバムの続編とも言うべき作品で、6曲のオリジナル曲を収録している。前作に続きベーシストはホルヘ・ローダー、ドラマーはデイヴ・キングのトリオで、今回もビル・フリゼールが5曲でゲスト参加。これまでもデュオ・コンサートやジョン・ゾーンが考案したプロジェクトなど、さまざまな文脈で共演してきた2人だが、今回の作品では新たなオーケストレーションの可能性を探っているような必聴のコンビネーションを披露している。
発売・販売元 提供資料(2023/02/02)
2022年9月に発表された前作『View With A Room』と同じセッションで録音された本作は、ブルーノートへの移籍後、リズム・セクションはベースのホルヘ・ローダー、ドラマーのデイヴ・キングという不動の布陣に鬼才ビル・フリゼールが本作でも全6曲中5曲で参加。アコースティック・ギターが多用されより内省的な雰囲気を持つ楽曲たちは、前作の続編とは言いながらまた違った趣き。ジュリアン・ラージの多彩な音楽的バック・ボーンが垣間見える、一音一音の圧倒的存在感。本作の中では少し異質に感じるタイトル曲のポップネスもまた素晴らしい。
intoxicate (C)栗原隆行
タワーレコード(vol.163(2023年4月20日発行号)掲載)