クラシック
SACD
  • 〈タワーレコード限定商品〉このアイテムが手に入るのはタワレコだけ!

ベートーヴェン: ピアノ協奏曲第5番「皇帝」、ブラームス: ピアノ協奏曲第1番(2023年マスタリング)<タワーレコード限定>

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フォーマット SACD
発売日 2023年03月10日
国内/輸入 輸入
レーベルAltus X TOWER RECORDS
構成数 1
パッケージ仕様 -
規格品番 ATKSA1013
SKU 4543638800520

構成数 : 1枚
エディション : Remaster

【曲目】
1. ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン:ピアノ協奏曲 第5番 変ホ長調 作品73 「皇帝」
2. ヨハネス・ブラームス:ピアノ協奏曲 第1番 ニ短調 作品15

【演奏】
ハンス・リヒター=ハーザー(ピアノ)
デンマーク放送交響楽団
クルト・ザンデルリング(指揮)

【録音】
1979年3月(2)
1980年10月(1)
デンマーク放送コンサートホール、コペンハーゲン、ライヴ

【原盤】
Kontrapunkt

【Remastering(DIGITAL)】
2023年にAltusレーベルの斎藤啓介氏により、元マスターから最新マスタリングを行いDSD化。

  1. 1.[SACD]

※世界初SACD化。SACDシングルレイヤー(SACD対応プレーヤーでのみ再生可)
※限定数量盤
※2023年にALTUSレーベルの斎藤啓介氏により、最新デジタル・マスタリング
※所々、マスターに起因するノイズ等が存在します。予めご了承ください
※通常ジュエルパッケージ仕様
※盤印刷面:緑色仕様
※解説:松本大輔氏(アリアCD 店主)、吉澤ヴィルヘルム氏「ハンス・リヒター=ハーザー ドイツ音楽の伝統と歴史」他、解説書合計12ページ

作品の情報

商品の紹介

クルト・ザンデルリングと共演した79年・80年の伝説的ライヴをSACDシングルレイヤー1枚に収納。
ブラームスの第1協奏曲は稀にみる名演、史上最強の究極演奏!
Kontrapunkt原盤をAltusの斎藤氏により最新マスタリング。
タワーレコード限定で初SACD化!

1989年にデンマークのKONTRAPUNKTレーベルから突如あらわれたリヒター=ハーザーの大名演。クルト・ザンデルリング指揮デンマーク放送交響楽団と共演した79年・80年のベートーヴェンとブラームスです。ドイツ本流の武骨で重厚で壮大なピアニズムが縦横に炸裂しており、特にブラームスが素晴らしく、同曲中の究極と言いたい名演。また『皇帝』はリヒター=ハーザーが急逝する約2か月前の貴重な録音です。忘れてはならないこの名盤をALTUSがライセンス、丹念にリマスターを施し、初SACD化音源としてSACDシングルレイヤーでリリースします。

この音源が発売された時は、突如デンマークのマイナーレーベルでしかもザンデルリングのライヴが出たこと自体が驚きでしたが、ピアニストがリヒター=ハーザーであることも目を引きました。モノラル末期からステレオ初期にかけて、EMIとPHILIPSレーベルで協奏曲とソロのベートーヴェンやブラームスを含むドイツものの録音を主に行っていたリヒター=ハーザーは、それ以降メジャーレーベルの録音からは遠ざかり、晩年は音源がリリースされない状況が続いてました。それだけに、懐かしい想いと共に、晩年の演奏はどうなっていたのか気になっていたことも確かでした。しかし、新規で発売されたこれらの晩年の演奏はまさにドイツ音楽の正統派そのままで、しかも重厚な響きのなかにある一本の太い芯、根幹は健在でした。恐らく一番有名な録音である1958年11月にEMIレーベルでカラヤン&ベルリン・フィルと収録したブラームスのピアノ協奏曲第2番を彷彿させたばかりでなく、さらに徹底された音楽観を聴くにつれ、特にこのブラームスの第1番が今まで聴いたなかでベストの演奏との評価も多く生まれたことは確かです。定評あるザンデルリングのサポートも重要で、ライヴならではのせめぎ合いや、ピアノの引き立てる巧みな導きも見事です。これこそかつてのドイツ本流の演奏であり、後世に残すべきライヴの記録と言えます。
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タワーレコード(2023/02/10)

「皇帝」はブラームスより約1年半後のライヴであり、重厚さという点では若干異なりますが、重心の低い堂々とした演奏は健在です。かつてステレオ初期にケルテスの指揮により収録したEMI盤とスタイルは変わりなく、華麗さは健在で、余裕ある響きに加えて慈しみが増した感じにも聴こえます。世評では前述のブラームスの方の評価が高いとは言え、亡くなる約2か月前のライヴであること、そして同年12月13日にブラームスの協奏曲を演奏中に心筋梗塞で亡くなったことを考えると、このライヴ音源が残され、そしてリリースされたことは本当に貴重です。

今回最新でマスタリングされたSACDにより、最晩年のリヒター=ハーザーの姿が蘇りました。CDは暫く入手できない状況が続いていただけに、これらの音源をリリースできた状況はファンに留まらず喜ばしい限りです。尚、今回の発売にあたっては、Kontrapunktレーベルを所有しているSteepleChase Productionsからライセンスの許諾を受け、音源はAltusレーベルの主宰者である斎藤啓介氏により新規でマスタリングを行った上でリリースできる運びとなりました。解説書には、これらの音源に人一倍思い入れがあるアリアCDの店主、松本大輔氏に序文解説を依頼しました。氏ならではの親しみのある文章です。また、往年のピアニスト評に特に定評が高い吉澤ヴィルヘルム氏による新規原稿も掲載しています。
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タワーレコード(2023/02/10)

メンバーズレビュー

2件のレビューがあります
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TOWER RECORDS DEFINITION SERIESの素晴らしいベートーヴェン・ピアノ協奏曲集でハンス・リヒター=ハーザーの偉大さを再認識した私でもこのSACDの価格の高さには購入を躊躇していたが、今回35%オフの期間限定特価になったので購入した。 ライブ録音なのでどうなのかの不安もあったが、入手して聴いて最近購入したなかでは最高の満足度というか、所有するCDのなかでも屈指のものとなった。 とくにブラームスの第1番は(第2番と比べて)曲もいささか落ちると思っていただけに、この演奏のおかげで「なんていい曲だ」と目から鱗、感銘の極み(感謝、感謝!)。

デンマーク放送の録音ということで録音の質も高い。デンマーク放送のオーケストラもまずまずだ。何よりザンデルリンクの彫りの深い音楽作りと相まって勢いのあるクライマックスは迫力満点で、聴き終えたあとに深い感銘が残る。
リヒター=ハーザーはバックハウスと並び本当にドイツのピアノの最高の名匠・巨匠・大家だ。音楽作りも素晴らしいが、もう一つ私が感銘を受けているのがピアノの音色である。
スタインウエイのやや金属質な音と違い、木質な感じがする素晴らしくきれいな音色だ(ベーゼンドルファーの音だと思う。もしかしてベヒシュタイン? 詳しい人教えてください。)バックハウスといい、この打鍵を聴いているだけで惚れ惚れしてしまう。 そのおかげで音楽を聴く喜びも倍増する。

解説書をいくら読んでも使用されているピアノ・メーカーのことは何も書かれていない。書かれているのは指揮者とピアニストの音楽性がどうのこうのという観念的なことばかり。 ソリストがどんな楽器を使っているのか、同じピアノでもメーカーが違えば音色も違うのだから、わかればそれをデータとして載せてほしいと思うのは私だけなのだろうか? おそらくそうだろう。解説者は「ピアノはピアノよ」と思っているに違いない。 でもリヒター=ハーザーの特色を説明するためにはその音色の美しさがピアニストの腕だけではなくどんなピアノの恩恵かも解説する必要はないですか?

それはそうとしてレコード店の店主さんの解説を読んでこのCDが結構伝説的なCDで今回の再発前は入手が難しいものだったことを知り、さもあらんと思いつつ、今回入手できたのは心からよかったと思っている。 皆さんこれは購入して絶対後悔はしませんよ!
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