カリフォルニア出身のデスコア・バンド、スーサイド・サイレンスがニュー・アルバムをリリース。メンバーが「スーサイド・サイレンスが再びスーサイド・サイレンスになった」と豪語する通り、名作デビュー・アルバムを彷彿とさせるひたすらブルータルな仕上がり。これぞスーサイド・サイレンス。これぞデスコア! (C)RS
JMD(2023/02/08)
カリフォルニア出身のデスコア・バンド、スーサイド・サイレンスがニュー・アルバムをリリース。メンバーが「スーサイド・サイレンスが再びスーサイド・サイレンスになった」と豪語する通り、名作デビュー・アルバムを彷彿とさせるひたすらブルータルな仕上がり。これぞスーサイド・サイレンス。これぞデスコア!
【日本語解説書封入/歌詞対訳付き】
カリフォルニアの大人気デスコア・バンド、スーサイド・サイレンス。その結成は02年にまでさかのぼる。05年にバンド名を冠したEPをリリース後、大手のセンチュリー・メディアと契約。07年にリリースされたデビュー・アルバム『The Cleansing』は、いきなりビルボードのTOP100にランクインする快挙に。スーサイド・サイレンスはデスコア界を代表するバンドとなっていった。09年には『No Time to Bleed』、11年には『The Black Crown』を発表。万事順風満帆に思えた矢先、悲劇がバンドを襲う。12年、ヴォーカリストのミッチ・ラッカーがバイク事故で急逝してしまったのだ。だが残されたメンバーたちは、その死を乗り越えバンドの継続を決意。14年には新ヴォーカリスト、エディ・ヘルミダをフィーチャした『You Can't Stop Me』をリリースする。続く17年の『Suicide Silence』では、大胆にクリーン・ヴォーカルを取り入れた新たなる作風を提示してみせた。
この度、そんなスーサイド・サイレンスのニュー・アルバム『リメンバー…ユー・マスト・ダイ』がリリースとなる。デスコア路線への回帰となった20年の『ビカム・ザ・ハンター』から3年ぶりの本作では、バンド本来のブルータル路線がさらに大爆発。ギタリストのクリス・ガーザが「スーサイド・サイレンスが再びスーサイド・サイレンスになった」と言う通り、名作デビュー・アルバムを彷彿とさせる、ひたすら暴力的なアルバムに仕上がっている。これぞファンが彼らに求めるもの。これぞデスコア。やはりスーサイド・サイレンスはこうでなくては。彼らのファンはもちろん、これからデスコアを聴いてみようという初心者にもお勧めの大傑作。
【メンバー】
エディ・ヘルミダ(ヴォーカル)
クリス・ガーザ(ギター)
マーク・ヘイルマン(ギター)
ダン・ケニー(ベース)
アーニー・イニゲス(ドラムス)
タワーレコード(2023/02/06)