新たなるロックのフォーミュラで自ら新時代を築き上げ、以降のシーンに多大なる影響を与え続ける存在、リンキン・パーク。
彼らが2003年に発表したセカンド・アルバムにしてロック史が誇る金字塔的アルバム『メテオラ』の20周年記念盤が、堂々完成!貴重な未発表音源やデモ音源、ライヴ音源などを追加したこの決定盤的作品で、我々はリンキン・パークというアーティストの圧倒的世界観を再び体感することとなる…!
こちらは未発表音源「ロスト」を含む数々の貴重な音源を3枚のディスクに収録した、デラックス3枚組CDエディション!
その独特なサウンドで2000年にデビューを飾り、以降の音楽シーンに多大なる影響を与える存在、リンキン・パーク。21世紀史上最も売れたデビュー・アルバムとして君臨するアルバム『ハイブリッド・セオリー』に続き彼らが2003年に発表したセカンド・アルバム『メテオラ』は、全世界の総売上枚数2,700万枚を記録、グラミー賞にもノミネートされ、世界各国で数多くのプラチナム・ディスクを獲得する作品となった。この傑作の発売20周年を記念して、『メテオラ:20周年記念盤』が発売されることが決定した。この作品は、限定盤スーパー・デラックス・ボックス・セットを筆頭に、デラックス・アナログ・ボックス・セット、デラックス3枚組CD、デジタル配信など複数のフォーマットでの発売となる。
本コレクションのハイライトともいうべき最も注目すべき点は、これまで未発表だった貴重な音源が収録されているという点だ。今回の『メテオラ:20周年記念盤』のリリースにあたり、バンドが彼らのアーカイヴから発掘したこの貴重な音源は、『メテオラ』時代にミックスまで完了していたのだがその後忘れ去られてしまったもの。その状況にふさわしく、この楽曲には「ロスト」というタイトルが付けられている。
メンバーのマイク・シノダはこの曲に関してこうコメントしている。
「この楽曲を見つけ出したときは、以前撮ったことさえ忘れてしまっていたお気に入りの写真を見つけ出したような感覚だったよ。まるでその姿を現すのに絶好のタイミングを待っていたかのような感じだ。何年もの間ファンのみんなから、チェスターのヴォーカルが聴ける何かしらの音源をリリースして欲しいと言われていたんだけど、こんなスペシャルな形でそのリクエストを実現させることができて、感激している。『メテオラ:20周年記念盤』に収録されている素晴らしい未発表曲やビデオ映像などを目の当りにしたら、みんな圧倒されることだろうね」
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発売・販売元 提供資料(2023/02/10)
デラックス3枚組CDは、未発表楽曲「ロスト」のオリジナルのアンディ・ウォレス・ミックスを追加収録したアルバム『メテオラ』に加え、『LPU Rarities 2.0』と『Live Rarities 2003-2004』を収録した3枚のCDで構成されている。
アルバム『メテオラ』は、2003年3月25日に発売された作品で、本国アメリカでは全米アルバム・チャート首位を獲得し、700万枚のセブン・プラチナム・ディスクの認定を受け、全世界では実に2,700万枚のセールスを誇り、15ヵ国でプラチナムもしくはゴールド・ディスク認定を受けるモンスター・アルバムだ。多くの名曲が収録されているが、なかでも「ナム」はSpotifyで10億回の再生数を稼ぎ出し、ミュージック・ビデオはYouTubeで18億回の再生数を誇っている。さらに「セッション」は、グラミー賞最優秀ベスト・ロック・インストゥルメンタル・パフォーマンス部門にノミネートされた。ローリング・ストーン誌は『メテオラ』についての記事で、「リンキン・パークは、ある種危うくも、美しいアートを創り上げるバンドだ」と称賛している。またメタル・ハンマー誌は「モダン・ロック・クラシックだ」と懐古的な表現でアルバムを評価した。さらにケラング!誌は、「セカンド・アルバムで、デビュー時と同等の成功を獲られるバンドは一握りしかいない。リンキン・パークはこれを成し遂げただけでなく、実際に、ファースト・アルバムを超える素晴らしいセカンド・アルバムを作り上げたことを証明した」と賞賛している。
2020年、リンキン・パークは『ハイブリッド・セオリー:20周年記念盤』を発表し、再びシーンの最前線に躍り出ることとなった。同作は全米トップ・アルバム・セールス・チャートで3位を獲得し、2002年以来最高のチャート・ポジションを記録したのだ。そして今回、彼らはアイコニックなセカンド・アルバムを再訪することになる。2023年、リンキン・パークが発表するこの『メテオラ』の決定盤と共に、彼らの圧倒的世界観を体感してほしい。
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発売・販売元 提供資料(2023/02/10)
Perhaps if the cut-n-paste remix record Reanimation hadnt appeared as a stopgap measure in the summer of 2002, Linkin Parks second record, Meteora, would merely have been seen as a continuation of their 2000 debut, Hybrid Theory, instead of a retreat to familiar ground. Then again, Reanimation wasnt much more than a way to buy time (along with maybe a little credibility), so its unfair to say that its dabbling in electronica and hip-hop truly pointed toward a new direction for the group, but it did provide a more interesting listening experience than Meteora, which is nothing more and nothing less than a Hybrid Theory part two. Which isnt to say that Linkin Park didnt put any effort into the record, since it does demonstrate that the group does stand apart from the pack by having the foresight to smash all nu-metal trademarks -- buzzing guitars, lumbering rhythms, angsty screaming, buried scratching, rapped verses -- into one accessible sound which suggests hooks instead of offering them. More importantly, the group has discipline and editing skills, keeping this record at a tight 36 minutes and 41 seconds, a move that makes it considerably more listenable than its peers and, by extension, more powerful, since they know where to focus their energy, something that many nu-metal bands simply do not. Meteora does deliver on the most basic level -- it gives the fans what they want, and it does so with energy and without fuss. Its also without surprises, either, which again gives the album a static feeling -- suggesting not a holding pattern for the band, but rather the limits of their chosen genre, which remains so stylistically rigid and formulaic that even with a band who follows the blueprint well, like Linkin Park, it winds up sounding a little samey and insular. Since this is only their second go-round, this is hardly a fatal flaw, but the similarity of Meteora to Hybrid Theory does not only raise the question of where do they go from here, but whether there is a place for them to go at all. ~ Stephen Thomas Erlewine
Rovi
このスケール、圧巻である。俗世の喧騒から逃れて一気に天上界へと登り詰めてしまったような、ある種の神々しさが漂う。そりゃ無理もない。リンキン・パークは〈時代性〉を伝えるバンドではなく、〈音楽そのもの〉を創造するクリエイター集団だからだ。われわれを未知の世界へと誘う約40分のロック・ワールドが展開する待望の新作。そこにはハリウッド映画顔負けの興奮、そして迫力がある。鋭い技巧と自由な作風。プロトゥールズを駆使した精度の高い演出の数々は、以前にも増してハラハラ・ドキドキの連続で一寸の無駄もない。課外活動で培ったラップ・スキルはより洗練され、強引な駆け引きに頼らないフットワークの軽さを見せつける。完璧なエンターテイメントであり、全世界で1,500万枚を売り上げた前作を凌ぐのは確実。しかも、ちゃんと音楽に6人の情熱と魂が刻まれてるところが凄い。
bounce (C)トリプル永地
タワーレコード(2003年4月号掲載 (P87))
どの曲を聞いてもカッコ良いですが特に7曲目の「Faint」が一番好きです。🙋💥💣️