ミシェル・ンデゲオチェロ流のジャズが炸裂するブルーノート移籍第一弾!
ネオ・ソウル、ジャズなど様々な要素は感じさせつつ、毎回カテゴライズ不能でもはや彼女自身がジャンルと言そうなミシェル・ンデゲオチェロの最新作。なんとプロデュースは注目のジョシュ・ジョンソンで、ゲストにマーク・ジュリアナ、ジェフ・パーカー等の強者を迎えたブルーノート移籍第一弾。先行で公開された「Virgo」はコズミックなジャズにアフロビート、ダブ、ドラムンベースも混ざり合ったような8分強の長尺ナンバー。彼女がマイルス・デイヴィス、プリンス、ジョニ・ミッチェルに深い影響を受けており、ライブではニック・ドレイクをカバーしたりも、というエピソードが脳裏に浮かぶ名盤です。
タワーレコード(2023/06/16)
ベースのみならず、ヴォーカル・ギター・ドラム・キーボードといった楽器をこなすマルチ・ミュージシャンで、グラミー賞10度ノミネートの実績を誇るミシェル・ンデゲオチェロ。今作は2018年以来となる待望のニュー・アルバムで、名門ブルーノートへ移籍してのリリースとなる。今作は全曲ミシェル本人の書き下ろしで、ハリー・スタイルズやレッド・ホット・チリ・ペッパーズ、レオン・ブリッジズなど様々なアーティストと共演を重ねているマルチ奏者/作曲家のジョシュ・ジョンソンがプロデュースを担当。さらにジェイソン・モラン、アンブローズ・アキンムシーレ、ジョエル・ロス、ジェフ・パーカー、ブランディー・ヤンガー、ジュリアス・ロドリゲス、マーク・ジュリアナ、コリー・ヘンリー、ジョーン・アズ・ポリス・ウーマン、タンディスワなどジャズ界を中心に錚々たる面子がゲストとして参加している。ジャズに深い影響を受けつつも、ミシェルのルーツであるソウル、R&B、アフロビートなどを交えそれらを独自のサウンドへと昇華させた、彼女のキャリアの新たな1ページとなる大注目の意欲作だ。 (C)RS
JMD(2023/03/24)
グラミー賞10度ノミネートの現代最高峰アーティストがブルーノートに移籍 ジャズ界の錚々たるゲストを招き独自の世界を創り上げた大注目の最新作!
ベースのみならず、ヴォーカル・ギター・ドラム・キーボードといった楽器をこなすマルチ・ミュージシャンで、グラミー賞10度ノミネートの実績を誇るミシェル・ンデゲオチェロ。今作は2018年以来となる待望のニュー・アルバムで、名門ブルーノートへ移籍してのリリースとなる。
今作は全曲ミシェル本人の書き下ろしで、ハリー・スタイルズやレッド・ホット・チリ・ペッパーズ、レオン・ブリッジズなど様々なアーティストと共演を重ねているマルチ奏者/作曲家のジョシュ・ジョンソンがプロデュースを担当。さらにジェイソン・モラン、アンブローズ・アキンムシーレ、ジョエル・ロス、ジェフ・パーカー、ブランディー・ヤンガー、ジュリアス・ロドリゲス、マーク・ジュリアナ、コリー・ヘンリー、ジョーン・アズ・ポリス・ウーマン、タンディスワなどジャズ界を中心に錚々たる面子がゲストとして参加している。ジャズに深い影響を受けつつも、ミシェルのルーツであるソウル、R&B、アフロビートなどを交えそれらを独自のサウンドへと昇華させた、彼女のキャリアの新たな1ページとなる大注目の意欲作だ。
パンデミック期間中に音楽とじっくり向き合う時間を取ることが出来たというミシェルは、ブルーノート・デビューとなる本作について「昔からレコードのブルーノート・ロゴを見るのが好きだったわ。ジャズという言葉は私にはとても重いけど、自己表現を追い求めているこのレーベルに参加出来てとても感動している。このアルバムは、古いものを新しい方法で見るやり方について表現した作品で、両親が亡くなった時に全てが動き出したの。両親の死後、すべてが急速に変化し、私自身のものの見方も瞬く間に変わった。両親の遺品を整理しているうちに、父がくれた最初のリアル・ブック(ジャズのスタンダード曲を集めた楽譜)を見つけたの。私が聴き、学び、覚えて育ったものよ。そして、人生というものを体験した私は、想像の世界に入り込み、音楽を聴くことに没頭するの」と語っている。
これまでにロバート・クラスパーの『ブラック・レディオ』やジェイソン・モランの『オール・ライズ』といったアルバムへの参加でブルーノートのリリースに名を連ねてきた彼女だが、自身名義の作品をブルーノートでリリースするのは今回が初。「この作品は私の全てであり、私の旅、そして人生の一部よ」と自ら語るほどの自信作に要注目だ。
発売・販売元 提供資料(2023/03/22)
これまでも幾度となくジャズに接近してきたミシェルがいよいよブルーノートへ。マーク・ジュリアナらを迎えたエレクトリック・マイルスのような趣の"Virgo 3"から、ジェイソン・モランとの静謐なソウル"Perceptions"までさまざまで、全貌を掴みづらい才人ぶりは変わらずだが、自身の歌を中心に整えたシンガー・ソングライターとしての印象をもっとも強く感じる一枚だ。
bounce (C)池谷瑛子
タワーレコード(vol.475(2023年6月25日発行号)掲載)