前作から残ったメンバーはメル・コリンズのみ、ドラムにイアン・ウォーラス、ヴォーカルで参加したボズ・バレルがベースを担当する形で再始動した第1期クリムゾンによる最終作。フリップとピート・シンフィールドの確執も顕在化し不穏なムードの中で制作された作品ながら、前作『リザード』で提示した硬質な美しさを磨き上げた究極のバラード「アイランズ」、『太陽と戦慄』以降のクリムゾンに通じる豪快なジャズ・ロックを聴かせる「船乗りの話」、不穏なムードの中展開される戦慄の心理劇を描いた「レターズ」、初期楽曲の中でも異質な屈折したポップ・ソング「レディース・オブ・ザ・ロード」など記憶に残る楽曲を収録した作品。オリジナル・クリムゾン以来久々にツアーを行うことで楽曲をまとめ上げていった作品でスタジオ作業で構築していった前作とは作風が大きく異なり、クリムゾンの全スタジオ作の中でもユニークな個性が光る作品。 (C)RS
JMD(2023/03/30)
蜉蝣のような美しさを秘めた楽曲、嵐のごとく荒ぶるジャズ・ロック楽曲、屈折したポップ・ワールドが交錯する第1期クリムゾン最終作。スティーヴン・ウイルソン・ステレオ・ミックス使用SHM-CD仕様のベーシック・カタログ・ヴァージョン!
前作から残ったメンバーはメル・コリンズのみ、ドラムにイアン・ウォーラス、ヴォーカルで参加したボズ・バレルがベースを担当する形で再始動した第1期クリムゾンによる最終作。
フリップとピート・シンフィールドの確執も顕在化し不穏なムードの中で制作された作品ながら、前作『リザード』で提示した硬質な美しさを磨き上げた究極のバラード「アイランズ」、『太陽と戦慄』以降のクリムゾンに通じる豪快なジャズ・ロックを聴かせる「船乗りの話」、不穏なムードの中展開される戦慄の心理劇を描いた「レターズ」、初期楽曲の中でも異質な屈折したポップ・ソング「レディース・オブ・ザ・ロード」など記憶に残る楽曲を収録した作品。
オリジナル・クリムゾン以来久々にツアーを行うことで楽曲をまとめ上げていった作品でスタジオ作業で構築していった前作とは作風が大きく異なり、クリムゾンの全スタジオ作の中でもユニークな個性が光る作品。
アルバム発表後、2度目の北米ツアー・リハーサル中にフリップはバンドの解散を宣言するがマネージメントの説得を受け予定された日程を消化するため行った1972年2月から4月にかけてのツアーからライヴ・アルバム『アースバウンド』が制作された。
発売中の紙ジャケット・ヴァージョンと同内容のマスターをプラケ仕様でよりお求め易い価格でベーシック・カタログ化!
■SHM-CD
■新規解説付
■オリジナル1971年
本CDのマスターには2010スティーヴン・ウイルソン・ステレオ・ミックスを使用しております。
キング・クリムゾン1971-1972
ロバート・フリップ:ギター、メロトロン、ピーターズ(ピート・コーニッシュ)・ペダル、ハーモニウム他
メル・コリンズ:フルート、バス・フルート、サックス、ヴォーカル
ボズ・バレル:ベース・ギター、リード・ヴォーカル、振り付け
イアン・ウォーレス:ドラムス、パーカッション、ヴォーカル
ピーター・シンフィールド:作詞、サウンド&ヴィジョン
ゲスト・ミュージシャン
キース・ティペット:ピアノ
ポーリナ・ルーカス:ソプラノ(ヴォーカル)
ロビン・ミラー:オーボエ
マーク・チャリグ:コルネット
ハリー・ミラー:ストリング・ベース
発売・販売元 提供資料(2023/03/23)