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クラシック
CDアルバム
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スクロヴァチェフスキ&N響 ライヴ・コレクション '02 & '04 & '06<タワーレコード限定>

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フォーマット CDアルバム
発売日 2023年04月27日
国内/輸入 輸入
レーベルAltus X TOWER RECORDS
構成数 6
パッケージ仕様 スリップケース
規格品番 ALT525
SKU 4543638005253

構成数 : 6枚

【曲目】
スクロヴァチェフスキ&N響 ライヴ・コレクション '02 & '04 & '06
<DISC1,2>
ALT381/2(2CD)
ブルックナー:
[CD1] 交響曲第9番 ニ短調 WAB 109
[CD2] 交響曲第4番 変ホ長調 WAB 104《ロマンティック》(1878/80年稿)
NHKによる実況録音:
2002年4月4日/NHKホール(第9番)
2002年4月10日/サントリーホール(第4番)

<DISC3,4>
ALT383/4(2CD)
[CD1]
モーツァルト:交響曲第35番 ニ長調 K.385《ハフナー》
ブルックナー:交響曲第8番 ハ短調 WAB 108(ノヴァーク版1890年稿)第1・2楽章
[CD2]
ブルックナー:交響曲第8番 ハ短調 WAB 108(ノヴァーク版1890年稿)第3・4楽章
NHKによる実況録音:
2002年4月10日/サントリーホール(モーツァルト)
2006年5月12日/NHKホール(ブルックナー)

<DISC5,6>
ALT385/6(2CD)
ベートーヴェン:
[CD1]
交響曲第3番 変ホ長調 Op. 55《英雄》
歌劇《フィデリオ》序曲 Op. 72
《コリオラン》序曲 Op. 62
《エグモント》序曲 Op. 84
[CD2]
交響曲第4番 変ロ長調 Op. 60
交響曲第7番 イ長調 Op. 92
NHKによる実況録音:
2004年4月9日/NHKホール(英雄、フィデリオ)
2004年4月15日 /NHKホール(コリオラン、第4番、第7番)
2004年4月21日/サントリーホール(エグモント)[

【原盤】
NHK

  1. 1.[CDアルバム]
  2. 2.[CDアルバム]
  3. 3.[CDアルバム]
  4. 4.[CDアルバム]
  5. 5.[CDアルバム]
  6. 6.[CDアルバム]

※ 各日本語解説付
※ 450本完全限定盤
※ スリップケース仕様(三方背ブックケース)
※ ALTUSの各市販盤をそのままパッケージ化

作品の情報

商品の紹介

スクロヴァチェフスキ生誕100年記念。スクロヴァチェフスキが世を去った翌年、2018年に発売された3タイトル6枚分をセット化!ザールブリュッケンとの全集録音(2001)も完成し名実ともにブルックナー指揮者となった後の大演奏集。圧倒的完成度のブル8は、N響との最後のブルックナー!美しい彫琢をみせるモーツァルト、真に熱いベートーヴェンもたまらぬ魅力

<DISC1,2>:偉大なブルックナー指揮者として知られるスクロヴァチェフスキが2002年にN響を振ったときのライヴ録音。有名なザールブリュッケン放送響とのブルックナー全集録音が完成したのが2001年。その1年後のN響客演だけあって聴衆の期待も高かったと思われますが、実際の演奏は予想以上の素晴らしさで、日本のブルックナー・ファンを虜にしました。その時の感動が蘇る大注目のディスクです。珍しくヴァイオリンは両翼配置を採用しており、立体感ある響き。両曲とも意外なほど濃密なロマンが香る気合十分の大熱演で驚かされます。弛緩することなく緊張感にあふれ、強靭な生命力がみなぎり、弦楽器の熾烈さも聴き逃せません。第4番のスコアは第2稿に基づいていますが独自に手が加えられており、色彩とバランスが絶妙。第9番はいわゆるブルックナー休止を過度に長くしすぎず、衝撃的な音楽の流れを大事にしており、掻き立てるような表現があります。そのためゆったりとした大胆なテンポを取っている第3楽章も力強い構築性を失うことがなく、ブルックナーの大作を存分に楽しめます。
(1/2)
タワーレコード(2023/04/06)

<DISC3,4>:ブルックナーを得意とするスクロヴァチェフスキですが、第8番は特に思い入れのある曲のようで、いくつかのオーケストラとの「最後のブルックナー演奏」で第8番を選んでいます。この2006年の演奏はN響との最後のブルックナーで、両者の集大成と言うべき凄まじい演奏が繰り広げられています。その凄まじさは単純な熱気や勢いではなく、厳しい音造りによってコントロールされた客観性あるもの。とはいえもちろん冷たいわけではなく、完璧にコントロールされたバランスゆえに聴こえてくる美しい歌があり、この世ならぬ幽玄な世界が広がります。すべての瞬間に隙がなく、あらゆる音が連関して最後のクライマックスまで繋がっていく、晩年スクロヴァチェフスキの境地をうかがわせる圧巻の大名演です!カップリングのモーツァルトももちろん素晴らしいです。颯爽として瑞々しく、モダン・ピリオドを超えた見事な彫琢。理路整然とした清らかな輝きが堪能できます。
<DISC5,6>:2004年にスクロヴァチェフスキがN響と演奏したベートーヴェンをまとめてCD化。どれも瑞々しく溌剌とした演奏で、かつライヴならではの熱気も十分に感じられます。かなり細かなコントロールが随所に現れますが、その解釈はまったく無駄がなく、繊細極まりない弱奏から引き締まった強奏まで、血の通った意志のある表現に貫かれています。『英雄』の第1楽章コーダで金管楽器を押さえつつも怒涛のクライマックスを築くあたりはスクロヴァチェフスキにしか成し得ない考え抜かれた芸当と言えます。終楽章の完璧にポリフォニックな造形がもたらす音楽的迫力も圧倒的です。第7番は一層白熱しており、マエストロが激して足を踏み鳴らしたと思しき音まで収録されています。それでいて一切の破綻なく音楽は突き進み、N響の反応も素晴らしく、指揮者にもオケにも喝采を送りたくなる名演です。
尚、2018年の初出以来、これらの盤のSACD化含む再発は行われておりません。
(2/2)
タワーレコード(2023/04/06)

メンバーズレビュー

1件のレビューがあります
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4番は、レーヴェ版を基にアレンジし、コーダで銅鑼やシンバルが加わって壮大に盛り上がるが、アラーム音が入ってしまうのが惜しい。8番のフィナーレは、読響よりもゆたっりとしたテンポでどっしりと終わり、個人的に満足度が高い。N響の重厚な音色を生かした演奏は、読響との緻密な演奏とは違った魅力があり、この録音が遺されたことに感謝したい。

2023/12/02 馬羅さん
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