80年代後半から世界のダンスフロアやパーティを煌びやかに彩ってきた、ユーロポップの麗しき女神、カイリー・ミノーグが約3年振りとなるスタジオ・アルバムをリリース!
多幸感溢れる、エンパワーメントに満ちたダンス・チューンと、情熱的なポップ・ナンバーによって構成された、今この瞬間を生きる人たちのサウンドトラック『TENSION』完成!
アナログLPも同時発売!!
80年代後半から世界のダンスフロアやパーティを煌びやかに彩ってきた、ユーロポップの麗しき女神、カイリー・ミノーグ。その彼女が約3年振りとなるスタジオ・アルバムをリリースする。通算16作目となるスタジオ・アルバムのタイトルは『TENSION』。多幸感溢れる、エンパワーメントに満ちたダンス・チューンと、情熱的なポップ・ナンバーによって構成されたアルバムには、快楽を追求した、この瞬間を生きる、喜びに溢れたポップ・サウンドが全11曲収録されている。
待望の新作『TENSION』について、カイリーは次のように語っている。
「このアルバムは、オープンな考えと頭を真っ白にしてから作り始めた。これまでの2作と違って、今作には"テーマ"は特になかった。これは、心や愉しみ、またその瞬間の神秘を探求すること、そして曲にすべてを注ぎ込むことについてのアルバム。私は、曲それぞれの独自性を讃え、その自由さに飛び込んでいきたかった。このアルバムは、パーソナルな事柄の反映とクラブでの放心状態、そしてメランコリックな高揚感を組み合わせたものなの」
アルバムのファースト・シングルとなるのは、アルバムの幕開けを飾る「Padam Padam」。心躍るようなエレクトロ・ドラムのビートに多幸感のあるヴォーカルに一度聴いたら忘れられそうにないコーラスにキャッチーなメロディーが印象的なこの曲のプロデュースを手掛けたのは、Lostboy(Griff、Anne-Marie、Tiesto)。カイリー・ファンのハートをがっちりと掴むに違いないダンス・ポップである。
カイリーはLostboyをはじめとする数々のプロデューサーとタッグを組んでいるが、アルバムに収録された曲の内7曲は、長年カイリーとコラボレートしてきたBiff StannardとDuck Blackwellが共作者、そしてプロデューサーとして名を連ねている。アルバムの制作は、前作ディスコの時にセットアップした自宅リビングのホーム・スタジオでも行われたようだ。
「コラボレーターと一緒にスタジオに戻れたのはとても嬉しかったけど、リモート・レコーディングの恩恵も受けている――皆、リモート・レコーディングに慣れてきているし、私のモバイル・スタジオもこの1年半、ずっと私の傍にあるわ!このアルバムは、自分自身で作った、私の心に訴えかけてくる曲を集めたもの。この作品を作ることは、この苦難な時期を乗り越える道筋を探す助けになったし、今現在に対する祝福でもある。このアルバムが、聴く人自身の冒険のお供となり、その人の物語の一部になって欲しいと願っているの」
カイリー・ミノーグが誘う、多幸感溢れるダンス・ポップ・サウンド。今この時代を生きる人たちを祝福する至高のダンス・ポップ・アルバムがユーロポップの女神から届けられた――。
発売・販売元 提供資料(2023/05/26)
2020年の『Disco』でまたしても大きな成功を収めたカイリーから3年ぶりのアルバムが到着。キャッチーなフックのリフレインがクセになるロストボーイ作の先行シングル"Padam Padam"のヒットを受け、今回もさまざまな時代のディスコ~ダンス・ミュージックを取り込んだ妖艶な振る舞いとテンションをキープしたアップリフティングなサウンドの奔流でアッという間に聴き終わる痛快さ。馴染みのビフ・スタナードが7曲をプロデュースし、カットファーザーらデンマーク勢もサポートしている。オリヴァー・ヘルデンスとの"10 Out Of 10"も収録。より自由にカイリーにまみれたいリスナーに向けた作りが印象的だ
bounce (C)大原かおり
タワーレコード(vol.478(2023年9月25日発行号)掲載)