ルイス・コール×ジェネヴィーヴ・アルターディが鳴らす超個性的なポップ!
日本でも高い人気を誇るルイス・コールと個性派ボーカリストのジェネヴィーヴ・アルターディの2人によるノウワー。6年ぶりとなる本作では、各々の活動の集大成とも言えるサウンドか展開されており、管弦楽による荘厳なサウンドからの(2)、サム・ゲンデルのサックス・ソロに痺れる(10)などガッツポーズしたくなる瞬間だらけ!多彩な音楽要素が展開される、飽きの来ない作品。
タワーレコード(2023/12/15)
超人ルイス・コールとジェネヴィーヴ・アルターディによる超絶ポップ・ユニット、ノウワーによる最新作がリリース!!
圧倒的オリジナリティと高いミュージシャンシップで世界を魅了する超人ルイス・コール。そのルイス・コールが惚れ込み、フライング・ロータス主宰レーベル〈Brainfeeder〉からも作品をリリースする個性派ボーカリストのジェネヴィーヴ・アルターディの2人による超絶ポップ・ユニット、ノウワーが最新アルバム『KNOWER FOREVER』をリリース。
エキセントリックなファッションやステージパフォーマンスが注目されがちなルイス・コールだが、超絶技巧のドラマーとしての実力はもちろん、盟友サンダーキャットら周辺のアーティストからは、音楽家としての秀才ぶりを称賛されるなど、ずば抜けたミュージシャンシップを持つ。そんな彼がクインシー・ジョーンズにその才能を認められたのが、2014年にノウワーとしてクインシー・ジョーンズ主催のイベントに招待されたときだった。
2010年からソロ・アーティストとしてルイス・コール名義で作品をリリースしているが、ノウワーとして初作品をリリースしているのも同じく2010年からであり、ルイスにとって、ソロ名義での活動と同じだけの歴史を持つプロジェクトであると同時に、それぞれの活動が理想的な相互関係を持っている。そして、ノウワーの先鋭性や既成概念にとらわれない自由なスタイルには、相方を務めるボーカリストのジェネヴィーヴ・アルターディの才能が大きく貢献している。ルイス自身、そんな彼女からの影響を公言しており、単なるプロデューサーとボーカリスト以上の化学反応がノウワーでは発揮されているのだ。ルイス・コールのライブにもコーラスとして参加し、個性的なパフォーマンスが注目されているジェネヴィーヴだが、彼女もまた、アーティストとして非凡な才能を持ち、2023年3月にリリースされたソロ・アルバム『Forever Forever』は多くの賞賛を浴びている。
ルイス・コールがプロデューサーを務めた今作『KNOWER FOREVER』には、サックス奏者のサム・ゲンデル、ベーシストのサム・ウィルクスとモノネオン、キーボード奏者のサン・ライことライ・ティスルスウェイトやジェイコブ・マンなど、彼ら二人と親交があり、超絶技巧と個性を持ち合わせた様々なミュージシャンが参加している。
国内盤CDには解説書と歌詞対訳が封入され、ボーナストラックとして「Bonus Track」が追加収録されている。
発売・販売元 提供資料(2023/10/03)
ルイス・コールとジェネヴィーヴ・アルターディによるユニット、ノウワーのニュー・アルバム。サム・ウィルクスなど超絶技巧のアーティストが参加した本作は、さまざまな面で高得点を叩き出す。ジャズやファンクが基調の音楽性は多彩を極め、リズム・パターンはヴァラエティー豊か。そしてグルーヴは変幻自在。高度なスキルを持つからこそ可能な奔放さが光る。
bounce (C)近藤真弥
タワーレコード(vol.480(2023年11月25日発行号)掲載)