ジザメリ結成40年での飽くなき挑戦!ノイズ+エレクトロな傑作!
ジザメリ、通算8作目となる7年振りの新作がすごい!特徴といえるノイジーなギターとダーク且つポップなメロディに、今作はエレクトロな要素を取り入れつつもしっかりジザメリ色を打ち出すあたり、さすがポストパンク~シューゲイザーの礎と評されるだけの熱量を感じさせてくれます!かつてのバンドメンバーだったボビー・ギレスピーの現在を彷彿させるようなプライマル・スクリーム調のリード曲「jamcod」や、同時期に結成活躍~再結成してノイジーなギターポップとしてよく比較もされていたプリミティヴズ調の「Girl 71」など、これまでのキャリアが総括されたような楽曲が収録されており、心地良いノイズの恍惚感がたまらない傑作です!
タワーレコード(2024/05/10)
結成40周年を迎えるスコットランドのロック・バンド、ジーザス&メリー・チェイン。19年ぶりとなった前作に続く8枚目のアルバム『グラスゴー・アイズ』、リリース。
The Jesus and Mary Chainはニュー・アルバム『Glasgow Eyes』をFuzz Clubからリリースする。『Glasgow Eyes』はグラスゴーにあるMogwaiのスタジオ、Castle of Doomでレコーディングされ、JimとWilliamは前作『Damage and Joy』のクリエイティヴ・プロセスを継続した。こうして完成したのが、イギリスで最も影響力のあるグループのひとつが、生産的な第2章を取り入れたレコードだ。彼らのメロディ、フィードバック、制御されたカオスの渦は、SuicideとKraftwerkへの愛と、ジャズに見られる自由なスタイルによって、より明確となった。「でも、『Mary Chainがジャズになる』と期待しないでほしい。人々はThe Jesus and Mary Chainのレコードを期待すべきだし、『Glasgow Eyes』がそうであることは確かだ。僕らのクリエイティヴなアプローチは、1984年当時と驚くほど変わらない。たくさんの曲を持ってスタジオに入り、成り行きに任せる。ルールはなく、必要なことは何でもやる。そして、そこにはテレパシーがある。僕らは、互いの文章を完成させる奇妙な双子のようなものなんだ」とJim Reidは語る。
発売・販売元 提供資料(2024/01/22)
結成40周年を迎えるスコットランドのロック・バンド、ジーザス&メリー・チェイン。19年ぶりとなった前作に続く8枚目のアルバム。 (C)RS
JMD(2024/01/16)
結成40周年を記念する通算8枚目のアルバムは、モグワイの設立したグラスゴーのスタジオ、キャッスル・オブ・ドゥームでの録音。打ち込みのリズムやチープなシンセを使用した先行シングル"Jamcod"からノイジーで初期衝動に溢れる"Pure Poor"までジザメリらしさを発揮しつつ、いい意味で安心して聴ける安定感もある。ベテランらしいバランスの取れた快作。
bounce (C)赤瀧洋二
タワーレコード(vol.484(2024年3月25日発行号)掲載)