2018年の『ファイアーパワー』が全米・全英共に5位と大ヒット、特に全米ではキャリア最高位を記録するなどブリティッシュ・ヘヴィ・メタルの最高峰レジェンドとして今もなお王者の座に君臨するメタル・ゴッズ=ジューダス・プリースト。その圧倒的な凄みを改めて見せつけた前作以来6年ぶり、そして2022年の『ロックの殿堂』入り後初となるオリジナル・アルバムがここに完成。2011年に加入したリッチー・フォークナー(G)がソリッドかつスピーディーな躍動感をバンドにもたらしただけでなくソングライターとしてもその才能を発揮し、前作からタッグを組むプロデューサー/エンジニアのアンディ・スニープはよりエッジの効いた強靭なプリースト・サウンドを構築、ロブ・ハルフォードの"神シャウト"を新たな次元へと導いた。しかもアンディはツアーでもグレン・ティプトン(G)の代役を担っており、今や"第6のメンバー"と言えるほどの存在となっている。先行配信された活力みなぎる楽曲群を聴いてもわかる通り、デビューから50周年という偉大なキャリアの節目を飾るに相応しい強力な1枚に仕上がっていることは、もはや決定的。 (C)RS
JMD(2024/02/02)
デビュー50周年の節目を飾る待望の19thアルバム!
祝デビュー50周年!2018年の『ファイアーパワー』が全米・全英共に5位と大ヒット、特に全米ではキャリア最高位を記録するなどブリティッシュ・ヘヴィ・メタルの最高峰レジェンドとして今もなお王者の座に君臨するメタル・ゴッズ=ジューダス・プリースト。その圧倒的な凄みを改めて見せつけた前作以来6年ぶり、そして2022年の「ロックの殿堂」入り後初となるオリジナル・アルバムがここに完成した。
2011年に加入したリッチー・フォークナー(G)がソリッドかつスピーディーな躍動感をバンドにもたらしただけでなくソングライターとしてもその才能を発揮し、前作からタッグを組むプロデューサー/エンジニアのアンディ・スニープはよりエッジの効いた強靭なプリースト・サウンドを構築、ロブ・ハルフォードの"神シャウト"を新たな次元へと導いた。しかもアンディはツアーでもグレン・ティプトン(G)の代役を担っており、今や"第6のメンバー"と言えるほどの存在となっている。
先行配信された活力みなぎる楽曲群を聴いてもわかる通り、デビューから50周年という偉大なキャリアの節目を飾るに相応しい強力な1枚に仕上がっていることは、もはや決定的だ。
発売・販売元 提供資料(2023/12/22)
冒頭のシンセで胸騒ぎを覚えた先行シングル"Panic Attack"の出来に驚き、ついに届いたこの19作目を聴いて雷に打たれた。デビュー50周年をみずから祝う充実の楽曲群に加え、プリーストに求めるものに見事応えたスピードとアグレッションを備え、黄金期に負けない緊張感を最後までキープしている。表題曲を筆頭にボートラ"The Lodger"も白眉。文句ナシの傑作だ。
bounce (C)荒金良介
タワーレコード(vol.484(2024年3月25日発行号)掲載)