若くしてグラミー賞ノミネート11回、受賞5回。2023年8月の来日公演でも大きな盛り上がりを呼んだジェイコブ・コリアー。ニューヨーク・タイムズ誌に「Z世代のカラフルなモーツァルト」と絶賛されるなど各所で話題を集めている。本作は、ジェイコブが2018年からスタートさせた「ジェシー・プロジェクト」四部作のフィナーレを飾る作品で、過去の三作で探求された音楽的な要素も反映させつつ、人間の感情を表現するという部分にコンセプトが置かれているとのこと。今や彼の代名詞となった、コンサートでのオーディエンス・クワイアのような人間の声の力を祝福するような内容となっていて、世界各国のアーティストや音楽を網羅した、まさにプロジェクトの集大成となるような大注目の一枚と言える。そして注目すべきはフィーチャリング勢。あらゆるジャンルからこれ以上ない超豪華ミュージシャンたちがゲスト参加しており、ジェイコブがこの5年間で歩んだ音楽の旅路を祝福している。壮大な冒険だった「ジェシー・プロジェクト」の締めくくりにふさわしい、全世界大注目の傑作。 (C)RS
JMD(2024/01/23)
若くしてグラミー賞ノミネート11回、受賞5回。2023年8月の来日公演でも大きな盛り上がりを呼んだジェイコブ・コリアー。ニューヨーク・タイムズ誌に「Z世代のカラフルなモーツァルト」と絶賛されるなど各所で話題を集めている。
本作は、ジェイコブが2018年からスタートさせた「ジェシー・プロジェクト」四部作のフィナーレを飾る作品で、過去の三作で探求された音楽的な要素も反映させつつ、人間の感情を表現するという部分にコンセプトが置かれているとのこと。今や彼の代名詞となった、コンサートでのオーディエンス・クワイアのような人間の声の力を祝福するような内容となっていて、世界各国のアーティストや音楽を網羅した、まさにプロジェクトの集大成となるような大注目の一枚と言える。アートワークは、複雑且つ幻想的なガラス彫刻やコラージュ作品で知られるブルックリンのアーティスト、ダスティン・イェリンが担当。
そして注目すべきはフィーチャリング勢。ショーン・メンデス、クリス・マーティン、エスパ、ジョン・レジェンド、ジョン・メイヤー、カミーロ、リジー・マカルパインなど、あらゆるジャンルからこれ以上ない超豪華ミュージシャンたちがゲスト参加しており、ジェイコブがこの5年間で歩んだ音楽の旅路を祝福している。壮大な冒険だった「ジェシー・プロジェクト」の締めくくりにふさわしい、全世界大注目の傑作。
発売・販売元 提供資料(2024/01/19)
2018年からスタートした〈Djesse〉プロジェクトの最終作は〈人間の感情を表現する〉がコンセプト。クワイアの如く人の声を重ね、そのエモーションを引き出す見事な手際は、ジョン・レジェンドとトリー・ケリーを迎えた荘厳な"Bridge Over Troubled Water"がその最たるものだろう。凄まじい音楽的才能を開陳した4部作の締め括りに相応しい、声の力が漲る一作。
bounce (C)池谷瑛子
タワーレコード(vol.483(2024年2月25日発行号)掲載)