ブラック・サバスが4枚組CDにスペシャルなブックレットを同梱した豪華なセットがリリース
リマスターされた音源を収録した4枚組の豪華なCDセット。トニー・アイオミによる新しいリミックスの『フォービドゥン』も収録。1989年のヘッドレス・クロスツアーのレプリカコンサートブック、写真、アートワーク、新しいライナーノートを含む40ページのブックレットが同梱されている。
ヘヴィ・メタルにおける真のオリジネイター、BLACK SABBATH。1968年、オジー・オズボーンを中心にバーミンガムにて結成、結成当初からオカルトやホラーに影響を受けた世界観を取り入れ、1970年2月13日の金曜日にアルバム『BLACK SABBATH』でデビュー、同年に「その後の音楽シーンを変えた」とも言われる金字塔的作品『PARANOID』を発表、翌71年には名作との呼び声も高い『MASTER OF REALITY』を発表、立て続けに名盤を発表し、一気にスターダムを駆け上がる。オジー・オズボーンの絶望に満ちたヴォーカルとトニー・アイオミによるパワー・コードを多用した無機質かつ重厚なギター・リフが織りなすネガティヴ・メタリック空間は、唯一無二な世界として評価をされる。その後も多くのメタル・スタンダードを輩出していった彼らだが、79年にオジーが脱退、グループの存続が危ぶまれるなか後任としてメタル界屈指のヴォーカリスト、ロニー・ジェイムズ・ディオ(元レインボー)が加入し、翌80年、コンテンポラリーなヘヴィ・ロックを目指したアルバム『HEAVEN & HELL』で見事復活を遂げる。以降も目まぐるしいメンバー・チェンジを経ながら活動を続け、ハード・ロック/ヘヴィ・メタル・シーンのみならずグランジやヘヴィ・ロック・シーンへも多大な影響を与える存在としてシーンに君臨し続けていく。2007年にバンドは再びロニー・ジェイムス・ディオをヴォーカルに迎えて活動を始める。2011年11月11日、オリジナル・メンバーが再び集結しBLACK SABBATHとしての活動を再開することを発表、その後ビル・ワード(dr)のみ不参加という形でBLACK SABBATH名義としては実に18年振りとなるスタジオ作『13』を2013年6月に発表、全米・全英共に1位を獲得する。
発売・販売元 提供資料(2024/03/22)