LAのサイケ・ソウル・バンド、チカーノ・バットマンのニュー・アルバムが完成。ジョン・コングルトン(エリカ・バドゥ、デス・キャブ・フォー・キューティー、セイント・ヴィンセント)のプロデュースによる5枚目のアルバム『ノートブック・ファンタジー』、リリース。
高い評価を得ているロサンゼルスのサイケ・ソウル・バンド、Chicano Batmanは、2020年以来となる5枚目のフルアルバム『Notebook Fantasy』を2024年3月にATOレコードからリリースする。Chicano Batmanは、今回も境界線を広げ、堂々と、そして情熱的に、彼らの印象的なシグネチャー・サウンドの幅を広げている。グラミー賞も受賞したJohn Congleton(Erykah Badu、Death Cab For Cutie、St. Vincent)がプロデュースしたこのアルバムを通して、彼らは、芸術的なエレキギター、揺るぎないグルーヴ、魅惑的な耳を蝕むメロディーをもって、アリーナサイズの野心を大音量で映し出しながら、肝が据わったソウルを表現している。カルチャーとヴァイブのるつぼであるロサンゼルスの産物、Chicano Batmanは、今も地元で愛され続け、世界的な現象となった。地元のダイヴ・バーから始まり、最近では伝説的なハリウッド・ボウルで共同ヘッドライナーを務めるなど、2008年の結成以来、彼らは自身の先見的な衝動に従って、とてつもない高みへと向かってきた。
発売・販売元 提供資料(2024/02/15)
LAのサイケ・ソウル・バンド、チカーノ・バットマンのニュー・アルバムが完成。ジョン・コングルトン(エリカ・バドゥ、デス・キャブ・フォー・キューティー、セイント・ヴィンセント)のプロデュースによる5枚目のアルバム。 (C)RS
JMD(2024/02/14)
4年ぶりの5作目。ジョン・コングルトンをプロデュースに迎えた今回は、やるせない甘茶ソウル感の"Era Primavera"をはじめ、持ち前のサイケ感、ユルさ、さまざまな音楽のガンボ感はそのままに、よりブラッシュアップされたアルバムとしての完成度を誇る。作品ごとに初期のインディー加減が薄まって良い意味で整っていくなか、本作はそのバランスが絶妙なピークを迎えている。
bounce (C)池谷瑛子
タワーレコード(vol.485(2024年4月25日発行号)掲載)