フォーマット | 書籍 |
発売日 | 2024年02月19日 |
国内/輸入 | 国内 |
出版社 | 慶應義塾大学出版会 |
構成数 | 1 |
パッケージ仕様 | - |
SKU | 9784766429404 |
ページ数 | 400 |
判型 | 46 |
構成数 : 1枚
序文 サンリオ出版の時代 小平麻衣子
第I部 雑誌共同体と外部
1 〈……だったら〉の詩情──『詩とメルヘン』とジェンダー 小平麻衣子
2 詩はだれのものか?──『詩とメルヘン』におけるやなせたかしの抒情と編集方針 大島丈志
3 『詩とメルヘン』のマザー・グースとアリス──ポスト戦後詩のノンセンスの視座から 吉田恵理
4 感傷の在り処──『詩とメルヘン』と安房直子 尾崎名津子
★コラム サンリオとロマンス小説の季節 尾崎名津子
第II部 女性詩のバリエーション
5 きのゆりと『詩とメルヘン』──詩の計量的分析から 米山大樹
6 〈少女〉から〈兄貴〉へ──『詩とメルヘン』をめぐる言説と誌面の変化 井原あや
7 言葉を送ること、受け取ること──『詩とメルヘン』における共鳴の方法 徳永夏子
★コラム サンリオの出版物──1970 年代の詩集を中心に 井原あや
第III部 教養ある商品
8 ひたすら信じつづけること──辻信太郎におけるメルヘン 河田綾
9 『いちご新聞』の中の〈文学〉──ファンシーな教養主義 帆苅基生
10 マンガ雑誌『リリカ』の挑戦 村松まりあ
★コラム 『キタキツネ物語』の周辺 吉田司雄
第IV部 産業と科学とフェミニズム
11 サンリオの映画事業とその時代 木村智哉
12 サンリオSF 文庫の小説世界──山野浩一のSF評論とその実践 加藤優
13 サンリオSF 文庫とフェミニズムSFの地平 吉田司雄
第V部 サンリオの記憶
14 風に折れないコスモス、あるいは草原の口笛 小手鞠るい
15 講演 ポエムと現代詩のあいだ 小池昌代
16 夢のはじまる場所──『詩とメルヘン』のイラストレーション 永田萠
17 サンリオが届ける〈ギフト〉 高桑秀樹
謝辞
人名索引
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