1968年に謎多き在米日本人が残したカルトなサイケ/モンド名盤!
ディランからヴェルヴェッツ、ザッパ作品まで手掛けた鬼才トム・ウィルソンによるプロデュースで68年にリリースされた、在米日本人ハルミによる秘蔵カルト名盤が復刻!全曲本人詩曲による独特で異質な歌唱と英詞、ポップなサイケとGS、前衛的なジャズ・ロックとが入り乱れる、実にユニークかつ掴み所がない作品ですが、これが『フリーク・アウト!』、『ホワイト・ライト/ホワイト・ヒート』、『ソフト・マシーン』等と並列で世に送り出されていたという事実!極彩色なサウンドの中グッドメロディが光る(3)、ディスコグルーヴな名曲(7)、東洋モンド全開の(12)、即興的な演奏をバックに20分の会話劇が繰り広げられる珍曲(13)等、きっとザッパも大好物だったに違いない!
タワーレコード(2024/04/12)
<オールデイズレコード 紙ジャケ帯解説付き 輸入盤>
オールデイズ厳選の世界中のグッドミュージックな輸入盤を国内仕様でリリース!
知る人ぞ知る台湾発のリイシューレーベル「ONCE MORE MUSIC」でリリースされた作品にオールデイズレコードおなじみの紙ジャケットと帯解説が付いたスペシャル仕様!
謎の在米日本人、ハルミによる68年唯一作!
鬼才トム・ウィルソンがプロデュースを手がけ、1968年にヴァーヴ・レコードからリリースされた2枚組大作『Harumi』。Harumiことハルミ・アンドウは在米日本人のギター青年。彼の詳細は不明であり、また本作も長らく一部のコレクターや愛好家の間においてのみ、カルト的な人気を誇っていたまさに秘境的名盤であった。
東洋と西洋の音楽的要素が見事に融合された、その独特なボーカルと詩的な歌詞(英詞)の世界は、GSをも彷彿とさせる仕上がり。作詞作曲はすべてハルミが担当。内省と外の世界への開放性を行き来するサイケ~フォーク・ロック・サウンドをベースに、ストリングスやヴァイブを散りばめたソフト・ロック/ポップスの感触は、まさに音のカレイドスコープ。そして極め付けは約20分にわたるラスト・ナンバー(M-13)。ハルミに加えアンドウ一家が語る"若者文化とロック"、その放談と演奏が織りなす前衛的な音空間は、以降のモンド・ブームで注目を集めた必聴トラック!
帯解説付き 国内流通仕様 輸入盤
解説:鳥井賀句
発売・販売元 提供資料(2024/02/16)