21世紀を代表する究極のロック・アイコン、その歴史を凝縮した究極のシングルス・コレクションがここに…!
新たなるロックのフォーミュラで自ら新時代を築き上げ、以降のシーンに多大なる影響を与え続ける存在、リンキン・パーク。
2000年のデビューから現在まで続く彼らのキャリアをシングル曲&レア音源でまとめ上げたシングル・コレクション作品『PAPERCUTS (SINGLES COLLECTION 2000-2023)』が登場!
こちらは、未発表曲やファンクラブ限定で公開されていたレア音源などを含む全20曲を収録した2枚組アナログ盤!
その独特なサウンドで2000年にデビューを飾り、以降の音楽シーンに多大なる影響を与える存在、リンキン・パーク。彼らがこれまでに発表してきた重要な代表曲を一つにまとめあげる、バンド史上初となるキャリアを総括したグレイテスト・ヒッツ・アルバム『PAPERCUTS (SINGLES COLLECTION 2000-2023)』がここに登場することとなった! この初のコンピレーション作品は、CDと2枚組アナログという2形態でのリリースとなる。
2020年発表の『ハイブリッド・セオリー 20周年記念盤』と昨年の『メテオラ:20周年記念盤』のリリースに対するファンの熱狂的な反応こそが、最終的に彼らが今作『PAPERCUTS』を構成する楽曲たちを慎重にキュレートして一つにまとめ上げる、という原動力になったという。『PAPERCUTS』には、「Crawling」や「Somewhere I Belong」といった楽曲から、人気の高いレア音源「Qwerty」といった楽曲が収録されており、各時代のヒット曲に焦点を当てながら、作品ごとの時代におけるバンドのこれまでの旅を振り返るベスト盤に仕上がっている。
クラシックな名曲たちに加え、リンキン・パークは「Friendly Fire」という名の未発表音源を発表した。彼らにとって7枚目のアルバムとなる『ONE MORE LIGHT』の制作にむけた2017年のセッション期間中にレコーディングされたこの楽曲は、今は亡きチェスター・ベニントンの力強いヴォーカルが印象的な一曲だ。シネマティックで感動的なメロディと繊細なビートが叙情的なヴァースを際立たせ、軽快なギターのサウンドが、「We're pulling apart for no reason, we're pulling a trigger in a useless war…what are we fighting for. (理由もなく俺たちはバラバラに引き裂かれ、無駄な争いの引き金を引いていく…何のため俺たちは戦っているのか)」とうたう内省的なコーラスを盛り上げる。この一曲に、リンキン・パークたる所以の彼ら独特のスタイル、ソウル、そしてスピリットが体現されている。(1/2)
発売・販売元 提供資料(2024/03/01)
「Friendly Fire」について、ギターのブラッド・デルソンは次のようにコメントしている。
「"Friendly Fire"は『ONE MORE LIGHT』時のセッションで収録した楽曲の中で、常に俺たちのお気に入りの一曲だった。最終制作段階に近づくにつれて何かがしっくり来なくて、一旦この楽曲を脇に置いたんだ。今回グレイテスト・ヒッツ・コレクションに収録する未発表音源を探し始めて、楽曲の力強さ、ストーリー性の力強さ、ヴォーカルの力強さ、そしてそのサウンドスケープに圧倒された。多分、当時俺たちが感じていたよりもはるかに、目指していたところの近くにいたんだっていうことに実は気づいたんだ。俺たちは皆で楽曲に取り掛かって、『ONE MORE LIGHT』のレコーディング中にはどんな理由があっても表に出ることのなかった失われたピースを繋ぎ合わせていった。皆が楽曲を聴くのが楽しみだ。本当に美しく、力強く、切なくも、希望に満ち溢れたストーリーがあって、今日の自分の心にも本当に響く一曲だよ」
マイク・シノダは次のようにコメントしている。
「リンキン・パークのそれぞれのアルバム制作において言えることだけど、僕は一曲一曲の全てを愛し、尊び大事にしたいんだ。どの楽曲もそれぞれが世界で聴いてもらえるような曲になってほしい。そうなったらすごく誇りに思えることだし、そしてその曲がリスナーの心にも根付いていって、僕たちと結び付けてくれるエネルギーの一部になってほしいんだ。『PAPERCUTS』のために楽曲をキュレートするのは大きな喜びだったね。収録曲の一つ一つが、僕たちのタイムラインの中で特別な瞬間であり、同時に、絶え間なく進化していくストーリーでもある。それと同時に、君たちにとってと同じくらい、僕たちにとっても意味のあるものなんだ。僕たちの最初のリリース"One Step Closer"から最新の"Friendly Fire"まで、このトラックリストは僕たちのこれまでのチャプター全てを網羅している。皆が、僕たちが旅を続ける理由の一つであることに感謝するよ。『PAPERCUTS』を楽しんでくれると嬉しいな」(2/2)
発売・販売元 提供資料(2024/03/01)
ここ数年で『Hybrid Theory』と『Meteora』それぞれの20周年記念盤が衰えぬ人気を見せてきたロック・アイコンから、いよいよキャリアを跨ぐ全20曲入りのシングル・コレクションが到着。初期の"One Step Closer"や"In The End"から昨年の『Meteora 20』が初出の"Lost"、ジェイ・Zとの"Numb/Encore"、ファンクラブ限定EP収録のレア曲"Qwerty"、サントラ収録曲も含めて満遍なく人気曲がチョイスされている。目玉は『One More Light』(2017年)のセッション時に録音された未発表曲"Friendly Fire"で、亡きチェスター・ベニントンの激唱とこのバンドならでは重厚な勢いに胸が熱くなるはず!
bounce (C)轟ひろみ
タワーレコード(vol.484(2024年3月25日発行号)掲載)