グレイトフル・デッドのアニヴァーサリー・シリーズ最新作!
今回は、バンド自身が主宰するレーベルGrateful Dead Recordsからの第二弾作品として1974年6月にリリースされた、バンドにとって7作目のスタジオ・アルバムとなる作品『FROM THE MARS HOTEL』の50周年記念エディション!
こちらは、最新リマスターを施したオリジナル・アルバムを収録した、50周年記念リマスター・エディションとなる180グラム重量盤アナログ!
1974年の春、グレイトフル・デッドは一連のめまぐるしく苦痛に満ちた時期を見事に乗り越え、バンドにとって変革期となった前作『WAKE OF THE FLOOD』に続く、自身のレーベルGrateful Dead Recordsからの2枚目となるアルバム『FROM THE MARS HOTEL』をリリースすることとなった。前作から今作がリリースされるまでの期間はわずか8か月、その間に彼らは地元であるカリフォルニア州デイリー・シティのカウパレスにて、75トンもの機材を高く積み上げたあの有名な"自家製ウォール・オブ・サウンド"を初披露するなど、音楽史においても最も探求的なライヴ・パフォーマンスで観客を魅了し続けていった。
そのツアーで、彼らは「Scarlet Begonias」や「Ship Of Fools」、「U.S. Blues」といった楽曲をライヴのセットリストに組み込んでいったのだが、その後のレコーディング・セッションで改めてスタジオでレコーディングを行い、2か月かけて完成させたアルバムがこの『FROM THE MARS HOTEL』だ。ここには他にも「China Doll」や「Loose Lucy」、そしてデッドのスタジオ・アルバムでフィル・レッシュがヴォーカルを務めた最後の曲となる「Pride of Cucamonga」や「Unbroken Chain」といった、永遠の名曲たちがたっぷりと収録されている。この名作が、発売50周年を記念したスペシャル・エディションとなって、様々なフォーマットでリリースされることとなった。
今作のオリジナル・リリース日である6月27日から6日前となる6月21日にリリースされるこの『FROM THE MARS HOTEL』の50周年記念作品は、デモ音源や貴重な未発表ライヴ音源を収録した3CDデラックス・エディションに加え、オリジナル・アルバム音源を収録した180グラム重量盤アナログ、そして限定盤となるゾートロープ・ピクチャー・アナログ盤という3形態でリリースされる。
ここに収録されているリマスター音源は、全てプランジェント・プロセスを経てレストアされスピード調整が行われたたマスター・テープをベースにした、グラミー賞受賞歴を誇るエンジニア、デイヴィッド・グラッサーによる最新リマスター音源となっている。また、グレイトフル・デッドのレガシー・マネージャーでありオーディオ・アーキヴィストのデイヴィッド・レミューがこの50周年記念エディションのプロデュースを務めている。
発売・販売元 提供資料(2024/03/29)
The Grateful Dead made their reputation on the road with their live shows, and they always struggled to capture that magic in the studio. From the Mars Hotel, while not a classic, represents one of their better studio albums. Jerry Garcia sounds engaged throughout and takes the vocal reigns for most of the songs on the album -- although he's not the most gifted vocalist, he proves himself able and versatile. He sings the rollicking opener, "U.S. Blues," with a tongue-in-cheek seriousness that gives the political song an edge, and he lends emotional sincerity to the atmospheric ballad "China Doll." Garcia shines on guitar during the funk workout "Scarlet Begonias," but the ensemble work is best displayed on the album's centerpiece, "Unbroken Chain." During this song, all the musicians are allowed to shine: Phil Lesh, the bassist and songwriter, provides tender vocals over a piano-based arrangement while the bridge allows the guitars and drums to stretch out in classic Grateful Dead style. This album is highly recommended for fans, but casual listeners should start with American Beauty or Workingman's Dead. ~ Vik Iyengar
Rovi