2ndアルバム以降6作連続で全英1位獲得している、現代UKロックの絶対的王者=カサビアンが、通算8作目アルバム『ハプニングス』をリリース! (C)RS
JMD(2024/06/06)
UKロック絶対的王者カサビアン、8作目アルバム!
2ndアルバム以降6作連続で全英1位獲得している、現代UKロックの絶対的王者=カサビアンが、7月5日に通算8作目アルバム『ハプニングス』をリリースすることが決定。
2004年の衝撃的デビュー以来、次々とヒット作を連発し、UKのゼロ年代ロック・シーンのトップに君臨し続けている彼らだが、2020年にヴォーカルのトム・ミーガンの脱退を発表し、バンドのギタリストでありソングライティングやプロダクションを手掛けていたサージ・ピッツォーノがフロントマンに躍り出る形で、新体制に。激動と変化を乗り越え、2022年にアルバム『ジ・アルケミスツ・ユーフォリア』で完全復活を遂げ、同年の<ソニックマニア><サマーソニック>でのステージも話題となった。
今年2月に先行解禁されたシングル「コール」は、カサビアンの真骨頂とも言える、疾走感溢れるダンス・ロック・トラック。サビではエネルギーが爆発する、フロアを揺るがすような、エレクトロニックでカサビアンらしい楽曲に仕上がっている。
発売・販売元 提供資料(2024/05/31)
サージ・ピッツォーノをフロントに据えた新体制での2作目にして通算8作目。これは新境地ではないだろうか。クリーン・バンディットやイヤーズ&イヤーズなどで腕を揮うマーク・ラルフを共同プロデュースに迎えた制作体制からも狙いは窺えるが、ブライトで享楽的なダンス・ポップをノリノリで鳴らしている。ボブ・サンクラー"Love Generation"を思わせるラテン・ハウス調の"Darkest Lullaby"、テーム・インパラのお株を奪うサイケ・ディスコ"Coming Back To Me Good"、シンガロング必至のポスト・パンク"Italian Horror"などからは多幸感がだだ漏れしていて……とにかく明るい!
bounce (C)田中亮太
タワーレコード(vol.488(2024年7月25日発行号)掲載)