<Light Mellow>アーティスト・シリーズ。AOR、シティ・ポップを中心に、ロック、ソウル、ジャズ・フュージョンなど、70~80年代の都会派サウンドに愛情を注ぐ音楽ライター金澤寿和氏が企画・監修・選曲・解説を手掛けるコンパイル盤のアーティスト編。今作は、ロック、フュージョンにとどまらない幅広い音楽性を持つギタリスト/ヴォーカリスト『森園勝敏』である。彼のキャリアを通じた作品群からヴォーカル曲、インストゥルメンタル楽曲を合わせて選曲。その楽曲群には、森園勝敏の「歌ごころ」が溢れている。 (C)RS
JMD(2024/05/30)
Light Mellow アーティスト・シリーズ。
AOR、シティ・ポップを中心に、ロック、ソウル、ジャズ・フュージョンなど、70~80年代の都会派サウンドに愛情を注ぐ音楽ライター金澤寿和氏が企画・監修・選曲・解説を手掛けるコンパイル盤のアーティスト編。今作は、ロック、フュージョンにとどまらない幅広い音楽性を持つギタリスト/ヴォーカリスト『森園勝敏』である。彼のキャリアを通じた作品群からヴォーカル曲、インストゥルメンタル楽曲を合わせて選曲。その楽曲群には、森園勝敏の「歌ごころ」が溢れている。
「Light Mellow って何? それは、心地良い音楽を形容するひとつの言葉。ジャンル用語でもなければ、特別な音楽専門用語でもありません。洋楽と邦楽の壁もなく、"洗練"や"都会"をキーワードにして、ポップス、ロック、ジャズ、ソウル、ファンク、フォーク、ボサノヴァ、ラテン、そして時には歌謡曲…。そんな様々な香りを溶かし込み、こうして1枚のディスクに無理なく収めてしまう。それが Light Mellowの極意です。金澤寿和より」
今作『Light Mellow 森園勝敏』は、キャリアのスタートである「四人囃子」、その後参加した「プリズム」、そしてソロ・アルバムから。全15曲を収録、その内12曲は自身の作曲によるもの。優れたメロディメーカーであり、そのメロディをよく歌わせるギター、自身による柔らかなヴォーカル、心地良いサウンドメイクは森園勝敏ならではのクラフトワークだ。抜群のセンス、多彩な音楽性、強力な存在感をもったアーティスト森園勝敏の魅力を存分に感じて欲しい。
発売・販売元 提供資料(2024/05/29)
森園勝敏といえば、ジャパニーズ・ロック黎明期に誕生した名バンド、四人囃子のギタリストとして知られ、名曲《レィディ・ヴィオレッタ》を世に送り出し、J-フュージョンの草分け的存在のプリズムでも活躍、その後ソロになってからはバーズ・アイ・ビューやキャッシュといった自身のグループを率い、多彩なギター・ワークで多くのギター・キッズを魅了してきた。このコンピレーションは、音楽ライター金澤寿和氏による、ライトメロウの側面でチョイスされた楽曲が山盛り。ギターはもちろん森園自身のヴォーカルにも大きくスポットを当て、シティポップ的な見方も出来なくはない。再発見のオドロキをぜひ。
intoxicate (C)馬場雅之
タワーレコード(vol.170(2024年6月20日発行号)掲載)