いま最も注目されているヴァイオリニストの一人である青木尚佳は、2022年にミュンヘン・フィルのコンマスに就任し、さらなる飛躍を続けています。当盤は紀尾井ホールでのイザイ無伴奏ソナタ全曲演奏会の前日に行われたセッション録音で、青木の集中力とひたむきな姿勢により"個"としての実力が表れた一枚です。若き才能による渾身の演奏をお楽しみください。 (C)RS
JMD(2024/08/06)
凛とした音色が響く、独奏の世界。
いま最も注目されているヴァイオリニストの一人である青木尚佳は、2022年にミュンヘン・フィルのコンマスに就任し、さらなる飛躍を続けています。当盤は紀尾井ホールでのイザイ無伴奏ソナタ全曲演奏会の前日に行われたセッション録音で、青木の集中力とひたむきな姿勢により「個」としての実力が表れた一枚です。
若き才能による渾身の演奏をお楽しみください。
<青木尚佳(ヴァイオリン)>
英国王立音楽大学を主席で卒業、チャールズ皇太子(当時)よりタゴール・ゴールドメダルを授与される。その後英国王立音楽院およびミュンヘン音楽大学にて研鑽を積む。これまでに正岡紘子、故鈴木共子、堀正文、藤川真弓、アナ・チュマチェンコ各氏に師事。
2014年ロン=ティボー=クレスパン国際コンクール第2位受賞、併せてモナコ大公アルベール2世賞を受賞する。第78回日本音楽コンクール第1位。東京・春・音楽祭はじめ各地でのリサイタル活動の他、N響、読響、東響、大阪フィル、九響等各地のオーケストラとの共演で高い評価を得ている。とりわけトゥガン・ソヒエフ/ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団及びパーヴォ・ヤルヴィ/NHK交響楽団とのシベリウスヴァイオリン協奏曲では好評を博した。
一年半の試用期間を経て2022年、ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団のコンサートマスターに正式に就任。現地での室内楽も積極的に行なっている。使用楽器はアントニオ・ストラディヴァリウス1713年製"Rodewald"。個人の所有者の厚意により貸与されている。
オクタヴィア・レコード
発売・販売元 提供資料(2024/08/01)