ピーター・ゴールウェイ、ローラ・ニーロを歌う。
ピーター・ゴールウェイがローラ・ニーロの楽曲を歌う。その情報だけで最高な予感しかしないですが、聴いて頂ければ納得の内容。ローラ・ニーロ初期3枚のアルバムからの選曲で、60年代末からの盟友同士、相性も抜群。名曲たちに新たな息吹が吹き込まれ、新鮮さと懐かしさが不思議と共存する良作。
国内盤にはボーナス・トラックとして「Save The Country」が追加収録。
タワーレコード(2024/11/01)
ピーター・ゴールウェイ、ローラを歌う。60年代末からの盟友同士。時空を超え、2つの魂(ソウル)が再び交差し、静かにスパークする。本作に収録されているのは全てローラ・ニーロ初期3枚のアルバム『モア・ザン・ア・ニュー・ディスカヴァリー』(1967)、『イーライと13番目の懺悔』(1968)、『ニューヨーク・テンダベリー』(1969)からの収録曲。いずれも発表当時から、ピーターに音楽的共感を与えてきたであろう作品です。 (C)RS
JMD(2024/08/22)
ピーター・ゴールウェイ、ローラを歌う。
60年代末からの盟友同士。
時空を超え、2つの魂(ソウル)が再び交差し、静かにスパークする。
(日本盤ボーナス・トラック「Save The Country」を収録)
ボストン・グローブ誌が「自由詩の名手」と称するピーター・ゴールウェイは、Warner/Repriseやさまざまなインディペンデント・レーベルから25枚以上のアルバムをリリースしています。The Fifth Avenue Bandの創設メンバーであり、彼のアルバムは60年代のロックンロールから「ジャジー・フォーク」、幻想的で心地よいアメリカーナまでさまざまなスタイルを網羅しています。ソロ作品に加えて、アニー・ギャロップとのデュオHat Check Girlや、イギリスのキーボーディスト、ハーヴェイ・ジョーンズとのParker Grayとしても活動しています。
ピーター・ゴールウェイは50枚以上のアルバムやスペシャル・プロジェクトをプロデュースし、グラミー賞にノミネートされた『Bleecker Street: Greenwich Village in the '60s』や『Time and Love: The Music of Laura Nyro』などに参加してきました。また、ローラ・ニーロの最後のアルバム『Angel In the Dark』にも参加しています。シンガー・ソングライターのクリフ・エバーハートやアニー・ギャロップ、ルイーズ・テイラー、アズテック・ツー・ステップ、ウェンディ・ベッカーマン、日本のブレッド・アンド・バターなどのプロジェクトも手掛けています。彼の音楽は映画や劇場で取り上げられ、ベット・ミドラーやケニー・ロジャース、クリフ・エバーハート、ブレッド&バター、カラパナなどによって演奏され、録音されています。
さて、本作に収録されているのは全てローラ・ニーロ初期3枚のアルバム『モア・ザン・ア・ニュー・ディスカヴァリー』(1967)、『イーライと13番目の懺悔』(1968)、『ニューヨーク・テンダベリー』(1969)からの収録曲。いずれも発表当時から、ピーターに音楽的共感を与えてきたであろう作品です。
「Time and Love」、「New York Tendaberry」、「Mercy on Broadway」の3曲は2017年のアルバムの国内盤ボーナス・トラックとして収録されたことがありますがアップデートされています。また、今回の国内盤用にはボーナス・トラックとして「Save The Country」が追加レコーディングされています。
解説:長門芳郎(パイド・パイパー・ハウス)
*All songs produced, performed, recorded, and mixed by Peter Gallway
発売・販売元 提供資料(2024/08/16)
かつてトリビュート盤を仕切り、彼女の最終作にも参加していたピーター・ゴールウェイによるローラ・ニーロ作品集。初期の3作にフォーカスした選曲には、きっと消えない衝撃がまだ残っているんだな、なんて想像も巡らせたくなるけど、一つ一つ磨き込むようにして紡がれた歌から立ち昇る温かな念に触れると、無性に目頭が熱くなって困る。音数の少ない小粋な演奏も素敵。
bounce (C)桑原シロー
タワーレコード(vol.491(2024年10月25日発行号)掲載)