ジェイソン・アーロン・バトラー率いるジャンルを超越したロック・バンド=FEVER 333(フィーバー333)
新体制初のニュー・アルバム『ダーカー・ホワイト』
ジェイソン・アーロン・バトラー率いる、ジャンルを超越したロック・バンド、FEVER 333(フィーバー333)の待望のニュー・アルバム『ダーカー・ホワイト』。新たな4人のメンバーとなって初となるアルバムは、数多くのライター/プロデューサーの参加により、非常に強力な作品に仕上がっている。中でも、これまでも彼らをサポートしてきたゴールドフィンガーのジョン・フェルドマン、ブリンク182のトラヴィス・バーカーが「NO HOSTAGES」にライター/プロデューサーとして参加。また、「TOURIST」「NOSEBLEEDS」には、リンキン・パークのマイク・シノダがライター/プロデューサーとして参加している。すべての歌詞を手掛ける、フロントマンのジェイソン・アーロン・バトラーは、"このアルバムは私たちが人生のある時点で直面する交差点だ。それは、善か悪か、間違いか正しいか、闇か光かという指標を見極めるときに、私たちが直面する葛藤についてだ。すべては環境、社会的構造、文化的/心理的条件に基づいている。それは、その交差点を鋭く観察することなのだ。誰もが経験している恥を取り除き、このタブーの使い道を見つけるのは私たち次第で、それにより、美しい物語、知恵、あるいは皮肉にも人生をより良く変える視点として、世界に提供することができる。『ダーカー・ホワイト』は音と社会的な体験なのだ″と語っている。
発売・販売元 提供資料(2024/08/16)
ジェイソン・バトラー以外のメンバーが入れ替わり、4人編成となったフィーヴァー333の2作目。ハードコア~メタル直系のラウドなギターをやや抑えた結果、ラップや打ち込みのビートが前に出ていて、逞しいファンクネスを獲得している。マイク・シノダをプロデューサーに迎えた"Tourist"を筆頭に、往時のミクスチャーを思わせるストリート感が最高にカッコいい。
bounce (C)田中亮太
タワーレコード(vol.490(2024年9月25日発行号)掲載)