モダン・ジャズ・シーンの帝王、マイルス・デイヴィスは1947年のソロ・デビュー以来、クール・ジャズ、ハード・バップ、モード・ジャズ、エレクトリック・ジャズ、ヒップ・ホップ・ジャズなど時代の先端をゆく新しいジャズ・ミュージックを創造し続け、数多くの若手ミュージシャンを育成&デビューさせるなどジャズ・シーンを牽引し、没後も様々なジャンルのミュージシャンに影響を与え、大きなリスペクトを受けている。そんなマイルス・デイヴィスの数多く存在している未CD化のライヴ音源の中でも超貴重なアーカイヴが遂にリリース!
本作は1991年、結果的に最後となるヨーロッパ・ツアーの中で6月28日に行われたドイツ、ハンブルクでのステージを収録した音源である。
アルト・サックスは1986年にアート・ブレイキー&ザ・ジャズ・メッセンジャーズに在籍していたケニー・ギャレット、ドラムはリッキー・ウェルマン、パーカッションはマイルスの末の息子のエリン・デイヴィス。ベースにはシカゴ出身のリチャード・パターソンに加え、ピッコロ・ベースのジョー・"フォーリー"・マクレアリー。キーボードに関して、1991年のツアーの大半はデロン・ジョンソンが弾いているが、本公演はケイ赤城が出演し流麗なソロを披露している。
ラスト・コンサートとなった8月25日のLA公演の後に体調が悪化し入院、9月28日に息を引き取ったマイルス・デイヴィス。そのわずか3ヶ月前のパフォーマンスが聞ける貴重なアーカイヴの登場だ。
輸入盤国内仕様<日本語帯、英文ライナー・ノーツ対訳付>
マイルス・デイヴィス (tp, kbds)
ケニー・ギャレット (sax, fl)
ケイ赤城 (kbds)
ジョー・"フォーリー"・マクレアリー (piccolo b)
リチャード・パターソン (b)
リッキー・ウェルマン (ds)
エリン・デイヴィス (perc)
発売・販売元 提供資料(2024/08/27)