クラシック、ジャズ、現代音楽といった様々なジャンルの音楽のエッセンスを取り込み、オルタナティヴ・ロック・バンドの中でも唯一無二の世界観を感じさせるレディオヘッド。1992年にパーロフォンからデビューして以来、リリースしたアルバムは全世界のミュージック・シーンに多大な刺激を与え続けている。フロントマンのトム・ヨークは、2024年11月にソロ・アーティストとして来日公演を予定しているなど、日本での人気も高い。そんなレディオヘッドのライヴ・アーカイヴがリリース!
前作でエンジニアを務めたナイジェル・ゴッドリッチをプロデューサーに迎え1997年にリリースした『OKコンピューター(原題:OK Computer)』のプロモーションのために、同年5月から翌98年4月にわたりワールドツアーを行う。その一環として1997年6月24日にオランダ・ユトレヒトで行われたライヴの模様はラジオ番組用に収録・放送される。本作はその放送時に使用された音源を用いたライヴ・アルバムであり、当時の新作からの楽曲を中心に収録している。
日本では先行して5月21日に、本国イギリスを含む欧州では6月16日に発売された『OKコンピューター』は、全編を通して実験的な演奏と陰鬱な歌詞が占めているにもかかわらず4ヶ月で約50万枚を売り上げ、バンドは初めて全英チャートのトップに立つ。このライヴは発売からわずか8日後に披露されており、その勢いのままに『パブロ・ハニー(原題:Pablo Honey)』、『ザ・ベンズ(原題:The Bends)』を含めた初期ギター・ロックの傑作をプレイ。ジョニー・グリーンウッドを中心としたメンバーはスタジオ盤を超えるクオリティの演奏を繰り出し、完成度の高さを見せつけている。
輸入盤国内仕様<日本語帯、英文ライナー・ノーツ対訳付>
トム・ヨーク (vo, g)
ジョニー・グリーンウッド (g, kbds)
コリン・グリーンウッド (b)
エド・オブライエン (g)
フィル・セルウェイ (ds)
発売・販売元 提供資料(2024/09/30)