フォーマット | 書籍 |
発売日 | 2024年11月13日 |
国内/輸入 | 国内 |
出版社 | 左右社 |
構成数 | 1 |
パッケージ仕様 | - |
SKU | 9784865284362 |
ページ数 | 280 |
判型 | 四六 |
構成数 : 1枚
目次
I いつの日か、ロックはザ・バンドのものとなるだろう
第一章 どうしてぼくは「ザ・バンド」を聴いているのか
自分の趣味を理解することは可能か
音楽は趣味の問題なのか
音楽について語り合うことは可能か
ファン同士で語り合うことは可能か
第二章 ザ・バンドは「ロックバンド」なのか
ぼくの「ロック」論争
ザ・バンドは「ロック」なのか
ザ・バンドは「カントリー・ロック」なのか
第三章 来たるべきロック『南十字星』
アルバム『ザ・バンド』は「カントリー」ロックだった
『南十字星』が示す「来たるべきロック」
ザ・バンドの音楽の本質
「来たるべきロック」とは何か
「ロック」と「来たるべきロック」の分岐点
第四章 ザ・バンドをどう聴くか
音楽をどう聴くか
『南十字星』をどう聴くか
音楽を理解するということ
音楽を聴くということ
ザ・バンドのアルバムをどう聴くか
第五章 ザ・バンドを読む
永井荷風の「西洋音楽」事始め
ザ・バンドを「読む」
曖昧さと豊かさが息づいている場所
THE BAND playing THE MUSIC
『南十字星』と「ザ・ラスト・ワルツ」の間にあるアルバム
ロックと詩が交わるところ
第六章 ザ・バンドというバンド
コンサート「ザ・ラスト・ワルツ」を観た人
ライヴを聴いていなければ話にならないのか
「なんだ、レコードと同じじゃないか」とミック・ジャガーは言った
ザ・バンドの本当のライヴ演奏を聴くことはできるのか
空白が奏でる音楽
ザ・バンドのヒット曲を歌えますか?
ザ・バンドはカバーバンドだった
ザ・バンドはディランのバックバンドではない
ザ・バンドというバンド
第七章 三つの声のクインテット
ポスト・アメリカーナの彼方へ
ロビー・ロバートソン――トロントの三味線ギタリスト
ガース・ハドソン――オンタリオ州ロンドンのマッド・プロフェッサー
リチャード・マニュエル――ストラトフォードのリズム・ピアニスト
リック・ダンコ――シムコーの踊るベーシスト
リヴォン・ヘルム――アーカンソーの元祖歌うドラマー
ザ・バンド――三つの声のクインテット
第八章 いつの日か、ロックはザ・バンドのものとなるだろう
映画『ラスト・ワルツ』をどう観るか
共同体としてのザ・バンド
いつの日か、「ロック」はザ・バンドのものとなるだろう
「ハーヴェスト」の祝祭
『ラスト・ワルツ』は終わらない
第九章 「ロック」とは何か、「来たるべきロック」とは何か
ザ・バンド的なるもの
日本人は本当にロックを感じ取れているのか
日本語ロック論争の誤解
「backbeat」と「バックビート」
ロックとは何か
再び「来たるべきロック」とは何か
II もう一度『ラスト・ワルツ』を観るために
われわれのアメリカはまだ発見されていない
ミュージカル映画『ラスト・ワルツ』
『ラスト・ワルツ』に至るまで
「ラスト・ワルツ」とは何か
映画『ラスト・ワルツ』のシーン別徹底解説&おすすめのアルバム
(1) ビリヤードのシーン/(2)アンコール曲「Don't Do It」/(3)オープニング/(4)タイトルバック/(5)ロビー・ロバートソンのインタビュー/(6)ザ・バンド「Up on Cripple Creek」/(7)メンバーのインタビュー/(8)ザ・バンド「The Shape I'm In」/(9)ロニー・ホーキンス登場/(10)ロビー・ロバートソンのインタビュー/(11)ロニー・ホーキンス「Who Do You Love」/(12)メンバーのインタビュー/(13)ザ・バンド「It Makes No Difference」/(14)マイケル・マクルーアの朗読/(15)ドクター・ジョン「Such a Night」/(16)ニール・ヤング「Helpless」/(17)ロビー・ロバートソンのインタビュー/(18)ザ・バンド「Stage Fright」/(19)リチャード・マニュエルとロビー・ロバートソンのインタビュー/(20)ザ・バンド&ザ・ステイプルズ「The Weight」/(21)「Old Time Religion」/(22)ザ・バンド「The Night They Drove Old Dixie Down」/(23)ロビー・ロバートソンとリヴォン・ヘルムのインタビュー/(24)ニール・ダイアモンド「Dry Your Eyes」/(25)メンバー全員のインタビュー/(26)ジョニ・ミッチェル「Coyote」/(27)メンバーのインタビュー/(28)ポール・バターフィールド「Mystery Train」/(29)リヴォン・ヘルムのインタビュー/(30)マディー・ウォーターズ「Mannish Boy」/(31)エリック・クラプトン「Further on Up the Road」/(32)リック・ダンコのインタビュー/(33)ロビー・ロバートソンのインタビュー/(34)エミルー・ハリス「Evangeline」/(35)ガース・ハドソン「The Genetic Method」~ザ・バンド「Chest Fever」/(36)ロビー・ロバートソンとガース・ハドソンのインタビュー/(37)ザ・バンド「Ophelia」/(38)リヴォン・ヘルムとロビー・ロバートソンのインタビュー/(39)ヴァン・モリソン「Caravan」/(40)ローレンス・ファーレンゲティの朗読/(41)ボブ・ディラン「Forever Young」/(42)ボブ・ディラン「Baby, Let Me Follow You Down」/(43)フィナーレ「I Shall Be Released」/(44)ロビー・ロバートソンのインタビュー/(45)舞台を去るミュージシャン/(46)ザ・バンド「Theme from The Last Waltz」/(47)ガース・ハドソン「Greensleeves」
最後に――ロック・オペラ『ラスト・ワルツ』
あとがき
本物のロックを聴く。
ルーツ・ロックやボブ・ディランのバックバンドというイメージを覆す、日本初の本格的ザ・バンド論。「音楽を聴くということ」をテーマにしているので、ザ・バンドを聴いたことがない人も、ザ・バンドのコアなファンも楽しめる文章です。 映画『ラスト・ワルツ』のシーン別徹底解説&おすすめのアルバムも掲載。
ロック写真家ウイリアム・ヘイムス氏がコンサート「ザ・ラスト・ワルツ」で撮影した幻の写真24点を収載!
歌うボビー・チャールズを正面から撮影したおそらくは世界で唯一の写真を掲載。「King Harvest」のギターソロを弾くロビー・ロバートソン、フィドルを持って歌うリック・ダンコ、アコーディオンを弾くガース・ハドソン、ギターを弾くドクター・ジョン、「Caldonia」を歌うマディ・ウォーターズ、あいさつするビル・グレアム、ワルツを踊る観客、感謝祭のディナーなど、映画では撮影されていないシーンが満載。もちろん、リヴォン・ヘルム、リチャード・マニュエル、ボブ・ディラン、エリック・クラプトン、ニール・ヤング、ジョニ・ミッチェル、ポール・バターフィールド、ヴァン・モリソン、ロニー・ホーキンス、ニール・ダイアモンドが演奏する姿もバッチリ撮影されています。
★カバーを裏返すとザ・バンドのポスターになります!
ザ・バンド最後の全米ツアー初日の貴重なステージ写真です。
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