イタリアから世界に名を轟かせるゴシックメタルバンドの伝説=LACUNA COIL(ラクーナ・コイル)
ゲスト・ヴォーカルを迎えた10作目『Sleepless Empire』
1998年のEP『Lacuna Coil』でデビューして以来、全作品をCentury Media Recordsからリリースしているフラッグシップ・アーティスト=LACUNA COIL(ラクーナ・コイル)。イタリアで最も大きな成功を収めているゴシック・メタル / オルタナティヴ・メタルバンドとして世界に名を轟かせ続けるバンドが、5年半ぶり10枚目となる作品をリリースする。
リリース前にMVが公開された(10)「In The Mean Time」は、作品の中でも注目すべきトラックだろう。テーマは、心が死んだ状態で人々がただ生かされている"迷走した社会"がテーマだ。バンドは、「私たちが感じる孤独、不安、憂鬱、破壊的感情、物事を正しく判断することが出来ないほどのプレッシャーについて歌われている。この曲はグループ・セラピーのようなもので、一度壊れてしまった自分をリセットするのは容易ではないことを表現している。救いようのないものから心を解き放ち、人生にはもっと多くのことがあることを知る必要がある」とこの曲について語る。ゲストには、NEW YEARS DAYのフロント・ウーマンAsh Costelloを招き、カリスマ性のある力強い歌声を披露している。ゲスト参加としては、(6)「Hosting the Shadow」にLAMB OF GODのRandy Blytheが参加している。他にもCristinaとAndreaが凄まじいヴォーカルで扇動する攻撃性の高い(2)「Oxygen」はキャッチーなメロディと強力なグルーヴが共存する印象的なミドルテンポの楽曲だ。『Sleepless Empire』とは、私たちが生きる社会である。常に携帯電話を使い、常にスクロールし、朝から晩まで止まることなく常に何かを操作している。今作のテーマは、現代社会のあらゆる側面に反映されている哲学だ。また、ヘヴィなギターとドラムワーク、さらに対照的なツイン・ヴォーカルを軸にしたメロディックなゴシック・メタル。そこにモダンな捻りを加えることによってバンドのシグネチャーサウンドが完成されている。ラクーナ・コイルは、5年半待ち続けたファンを納得させる作品を今回も我々に届けてくれる。
<Lacuna Coil>
Cristina Scabbia - vocals
Andrea Ferro - vocals, screams
Marco Coti Zelati - bass, guitar, keyboard
Richard Meiz - drums
発売・販売元 提供資料(2025/01/24)