ギタリスト、デイヴィー・ムーニーが絶大な信頼を寄せているドラマー大村亘との待望の新譜をリリース!
ムーニーはニューオーリンズ出身のジャズギタリストで、ノース・テキサス大学ではジャズ研究やジャズギター・プログラムの責任者を務め、ジャズの即興演奏について教鞭を執っている。
今から10年以上前にSunny Sideレーベルから最初のアルバムをリリースした後、自身の音楽的な視野を広げるために日本に着目したムーニーは、友人に勧めで大村のツアーに参加。その共演からすぐに固い絆で結ばれた二人は何度も共演を重ね、2018年のレコーディング『Benign Strangers』へとつながった。同年の来日公演は大きな反響を呼び、日本における知名度はもちろんのこと、音楽的発展は非常に著しいものとなった。
パンデミックによりふたりの活動は一時休止したが、二人は音楽への情熱を絶やすことなく新譜『The Word』を発表。ムーニーの音楽はダークで高度な即興的な作品が多く、対照的に大村の作品にはインド音楽とタブラの研究から多くのインスピレーションを得た温かみがあり自由に演奏されている。両者とも非常に巧みなメロディストで聴き手を引き込む力を持っている。まさに最強の二人が一緒に演奏することで二人が理想とする完璧な音楽が生み出される。
ムーニーと大村は『Benign Strangers』で共演したミュージシャン達を再結成させた。木管楽器の巨匠ジョン・エリスが当アルバムではサクソフォンとクラリネットを演奏。またピアニストのグレン・ザレスキーとベーシストのマット・クロヘシーは変化に富んだプログラムを完璧に演奏している!
メンバー:Davy Mooney- guitar
John Ellis- tenor & soprano saxophones 5, 9; bass clarinet 5, 7, 8
Matt Clohesy- bass
Glenn ZaleskiLENN- piano
Ko Omura- drums; tabla 7, 9
Recorded at the Big Orange Sheep, Brooklyn, NY, June 20-21, 2024
発売・販売元 提供資料(2024/11/19)
ニューオリンズ出身のジャズ・ギタリスト、デイヴ・ムーニーと、日本人ジャズ・ドラマー、大村亘の新作。ブライアン・ブレイドのフェロウシップのメンバーとしても活躍した経歴を持つギタリスト、デイヴ・ムーニー。増尾好秋、鈴木良雄など数多くの国内の著名アーティストとの共演を続ける大村亘。初共演作の『Benign Strangers』より7年。まさに待望の再演となる。収録曲は全10曲。5曲をデイヴが、5曲を大村が作曲を担当。ジョン・エリスのサックスが素晴らしい、エモーショナルな《GROOVE FOR CLYDE》等…メロディアスなジャズが展開している。
intoxicate (C)荻原慎介
タワーレコード(vol.174(2025年2月20日発行号)掲載)